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参入プレイヤーとして webリファレンスチェック(前職調査)市場を盛上げたい

はじめまして。

こんにちわ。DFC代表の堀田です。わたくしこれまで「プレシュスタジオ」という、子ども写真館の直営店・FC本部 運営に10年ほど携わってまいりました。

■ プレシュスタジオ:

このビジネスもホントに起ち上げて良かったと思ってるし、もちろんこれからも気合い入れてvalue upを図り続けていくわけですが、今般「10年」という節目を迎え、新規にしかもこれまでの子ども写真館ビジネスと相当、毛色の異なる市場に参入する事にしました。(10年毎に一つ、新規事業を事業ポートフォリオに加える事は実はこの会社の創業時から決めていました。)

webリファレンスチェックサービス「経歴ドットインフォ」です。

■ 経歴ドットインフォ: 

リファレンスチェックって?

まだ「リファレンスチェック」という言葉さえ浸透し切っていない新しい市場ですね。外資系企業とかではわりと一般的であったりもするのですが。(私も若い頃、DCMという米系VCがマジョリティ出資していたベンチャー企業にジョインした際、「される側」でこのリファレンスチェック、受けた事があります。前職同僚にネガティブな事言われるんじゃないかと少しドキドキしましたが、前職が円満退職であった事もあり、比較的ポジティブなレス内容だったようでホッとした事を覚えています。)

このリファレンスチェックとは何か、というと、人材の中途採用を検討する企業に、採用検討者の前職でのパフォーマンス(働きぶり・価値観)を、前職で一緒に働いていた同僚や部下や上司の方などにヒアリング代行するサービスなんですね。ヒアリング項目としては例えばこんな感じ。

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これまでのリファレンスチェックは「虚偽発見」だった

これまでの日本風リファレンスチェックは「身元調査」的な、提出書類の「虚偽」を見つける、みたいな興信所風ネガティブな感覚だったようですが、我々がやりたい事は少し違って、企業と応募者の「やりたいこと」の乖離を早期に掌握できる、そんなサービス提供が出来たら良いな、と思っています。

今の転職者が重視する企業選定上のポイント

就職する人が企業を選定するにあたってどこに着目するか。私が新卒で就職した平成2年はバブル期であった事もあり、「給与待遇」「自己実現の可否」「自分が成長できるか」辺りが上位であったことを覚えています。

でも今は若い人達の価値観が多様化してきて、これらは少し順位を下げ、代わりに「自分らしく働けるか」「ライフワークバランス」辺りのワードが上位に上がってきているようです。この意味では採用する企業が求める事と採用候補者との価値観の採用前すり合わせが本当に肝要になってきている事を感じます。この意味では採用面接で本人に聞けない、もしくは聞いてもオブラートにくるまれて歪められて返ってくる以下のような質問を前職同僚・上司に聞いておくことは大変有意義だと思うのです。

・彼はどんな時に最も活き活きとしていましたか?

・主たる退職理由は何だと認識していますか?

・機会があればまた一緒に働きたいと思いますか?

・部下と上司、どちらとの人間関係構築が得意な人材ですか?

HRビジネス領域素人の我々にできるモデル構築はクライアント目線

この10年、B2Cビジネスをやってきた私としては門外漢のB2BのHRビジネス領域。まだ右も左も分かりませんが、「経営者」というクライアント目線=需要、の観点では、経営サイドを20年やってきていますので希望やアイディアが満載にあります。まずはこの「こうゆう事が知りたい」「知っておくべきだ」のクライアント目線からのモデル構築に試行錯誤してみたいと考えています。

また、これはサイト中の「事業に関する想い」にも綴りましたが、昨今は簡単に転職できてしまう売手市場傾向が続いています。これに伴い若い人が「やり切らないうち」に安易に転職してしまったり(経営者から見るとベンチャー企業同士で人材を高い採用コストをかけて交換しているような錯覚に陥ります。)、十分な引き継ぎも行われず後ろ足で砂をかけるかのような形で退職していく若い人も散見されるようになってきてしまいました。もっと言えば、メディアを見ていると「退職代行サービス」などという悲しいものも流行り始めているようで、、

経歴ドットインフォでしっかりと(退職間際の行動含めた)前職での立ち振る舞いを次の企業に伝える事で、若い人のこういった安易だったり悲しい退職を低減させたい。こういった想いもこの事業を選定した理由の一つになっています。

リファレンスチェック市場を共に盛り上げるお仲間企業とサービス比較

この事業を始めるにあたり、市場を調べてみたら頼もしいお仲間がいました。「back check(バックチェック)」さん、「e-santsu」さん、「TASKEL」さん、「面接うそ発見研究所」さん、「oxalis」さん、「株式会社企業サービス」さん。それぞれがそれぞれのサービス形態・内容・料金体系でサービスを展開しています。新しい市場なのでwebを活用したリファレンスチェック事業モデルはどちらも最近立ち上がったばかりのように見受けられます。簡単にまとめたサービス比較表を以下に。(>各企業様、ロゴをwebから拾って勝手に使わせていただいています。CIポリシーに反するようであればおっしゃってください。即外すように致します。)

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こういった会社様と共に、これからこのwebリファレンスチェックサービス市場を盛り上げてまいりたいと思います。(特にバックチェックさんは目立ってますね。伊勢谷友介さんとかも起用されていてスゴイ。HR EXPOも全国大々的に出展されるようでお金ある、、市場形成ステージを是非リードしてもらいたいです!^^)

また機会あれば本モデルのマーケティング・集客手法につきましても試行錯誤の過程で「上手くいった事」「上手くいかなかった事」につき、こちらで共有してまいりたいと考えます。では今回はひとまずこれにて。^^

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