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入社式で23卒を過去最高にウェルカムした話[1.アートワーク制作編]

デザイナーしてます。いとーです。書いている今は2023年4月なんですけどなんともうすぐ5月です。人生あっという間ですよね。
さて、毎年4月になると訪れるもの、それは「入社式」です。
入社式って普通はスーツを来たり、みんながこれから働くオフィスに向かい、社会人としての自覚を感じてもらう式だと思います。
ですが、ゆめみの入社式ではスーツも着なくていいですし、
社会人としてのためになる話も(ちょっとだけしか)しないです。。
なんなら、入社式を呼び方を変えて「WELCOMEPARTY2023」と名前を変えちゃうほど。(ウェルカムばっかしてますねうちの会社)

今回、この入社式(WELCOMEPARTY2023)を盛り上げていくため、そこに向けて作成したアートワークについてお話ししようと思っています。以下の目次に沿ってお話ししていきますので、もしよかったら最後まで見ていってほしいです。

そもそも、入社式にデザインは必要か?

まず僕はデザインしなくても入社式できるし、ウェルカムできると思っています。じゃあなんでデザインしていくのか?運営メンバーの中で以下のように定義しました。

23卒の方に向けてどんな会にしたいか? 僕たちの「想い」を込めつつ、
それらを表現するためにあるもの。

なぜ手間をかけて入社式をデザインしていくのか?
その理由は論理の部分よりも、やはりただ僕たちの「想い」を伝えたいからだと思います。「数ある選択肢の中からゆめみを選んでくれてありがとう」この想いをただ言葉にするだけではなく、ビジュアルにも反映させることでより23卒の皆さんに感謝の気持ちを伝えられると考えるので、僕たちの想いがより伝わるように、そしてみなさんがウェルカムされていると感じてもらえるような入社式にしようと話し合いました。

制作プロセス🔍

1.運営メンバーとキーワードを発散する💬

実際話し合った際の議事録


まず最初に運営メンバーと「何を23卒のみなさんに伝えたいか?」を考えました。 ここではゆめみでよく使われる「多様性」「成長」というキーワードを出していったり、 前回の入社式で僕たちが感じたことをお話ししていき、今回はどのような会になればいいかなあと話あった感じですね。

2.キーワードを軸に制作していく✍️

話し合ったキーワードをもとに、実際に作成をしていきました。
1.では「多様性」をキーワードに性格/職種が違うそれぞれみなさんが一つになっている姿を表現しました。
2では「成長・迎え入れる」をキーワードに入社してくれるみんながこれから大きく成長する花になれるようにと想いを込めました。。。。

個人的に悪くないとは思いました。しかしそれ以上に
「ゆめみってこんなキラキラしてるだろうか??」
そう思いました。👀
これは個人の意見なのですがゆめみって良くも悪くもまとまりがないんですよ。キラキラした面もあるかもしれないけど、同時にキレイじゃない部分も出ているのかなあと感じています(もちろんいい会社ですけどね)。
でも、それも含めてゆめみの良さでもありその良さがあってこそゆめみを選んでくれた方がいると思うので、そんなありのままのゆめみを表現していきたいと考えるようになりました。


3.ありのままのゆめみを表現しようと試みる。🤛

ありのままのゆめみを表現していくため、僕は「影響し合う」と言うキーワード新しく考えました。
理由としても、ゆめみはまあ変化が激しい会社なんですよ。。そんな中67名もの23卒の方が入ってくることので、その変化は今までにないものになると考えています。しかし、そんな中でも曲がりなりにも影響し合う姿が2023年のゆめみだと思ったので、このワードは今のゆめみピッタリだと考えました。

そして、表現方法も前回のようにロゴのように作り込むのではなく、ポスターを作るように自由に表現するように試みました。

4.アートワークを「作りこむ」

制作の様子1
制作の様子2

3.で出たキーワード「影響し合う」。こちらをもとにクオリティを上げていきます。
このアートワークはいろんな色が不規則に混ざり合う構成にしているため、今思えば作成する難易度はすごく高かったですね。。
時には白黒にして、影響し合う状態がどのようなイメージなのかだけではなく、一枚絵としての美しさも保てるように調整を重ねていきました。

アートワークコンセプト「YUME-MIX」

そして完成したアートワーク。
↓以下に僕が実際にウェルカムパーティーでお話ししたアートワークに込めた想いについて記載します。

YUME-MIX。この言葉には
「ゆめみのメンバー同士が影響しあい、一つに混ざり合おうとする。」
そんな意味が込められています。

僕たちの会社は赤く熱血な人もいれば、青く冷静で落ち着いた方もいて、それはまるでゆめみのカラーグラデーションのように多様性で溢れています。
そんな方達が日々影響しあい、一つに混ざり合おうとしている。
それが「ゆめみ」です。

そして今回、そんなゆめみの中に67名もの新卒が入ってくると言うことで、それはまあ今までにない混ざり具合だと思っています。
この大きな変化。ゆめみが今まで体験したことがないものだと感じています。しかし、僕たちはそんな中でも曲がりなりにも影響しあい、一つに混ざり合おうとする「今この瞬間」を、このアートワークに表現しました。

僕がアートワークを完成させる中で考えたことは
「今この瞬間」を表現しているか?
ここについて特にこだわりを持っていました。
理由としても、入社式は毎年行われますが、23卒の方の入社式は人生で1回しかないです。ゆめみらしいデザインってグラデーションやロゴを使えばそれっぽいものはできるかもしれませんが、それと同じくらい、特に変化が激しい今のゆめみだからこそ表現できるものがあると考えたんですよね。なので今のゆめみと、そのゆめみの中でも23卒のみなさんをウェルカムする気持ち。この2つを重ねられるようにずっと意識していました。結果的にそれらが一つのアートワークにすることができよかったです。


次回、「ノベルティ編」

書くこと多すぎてどうやら二部作になるようです。
次回は主にこのアートワークをもとに作成したノベルティについてお話しできたらと思います。よろしくお願いします。


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