2019.4 Startup Weekend白浜参加レポート


はじめに


平成最後の週末(2019年4月26日〜28日)に、Startup Weekend白浜に参加してきたのでレポートします!

Startup Weekendは金土日の2日半でアイデアを形にする起業体験イベントで、東京・大阪といった大都市から鳥取・愛媛・白浜といった地方といろんなところで開催されています。もちろん海外でも。
私はこのイベントに3回(うち1回は運営として)参加をし、たくさんのことを学び、普段の仕事が変わりました。

イベントについて聞いたことはあるけどどんな内容かわからない参加を迷っている、という方にぜひ読んでいただき、一歩踏み出すきっかけにしてもらえれば幸いです。


Startup Weekendとは?

Startup Weekendとは、金曜日の夜、土曜日、日曜日と週末の約54時間を通してアイデアを形にする、起業体験ができるイベントです。
体験といっても、実際にアイデアを人に伝えてチームを作り、起業経験者や投資家の方にメンタリング・ジャッジをしてもらえるので、かなりの熱量と経験値がもらえます。

日程は以下のような感じです。

◆1日目

* 集合、交流会
* アイスブレイク
* 1分間ピッチ
* 投票
* 再度ピッチ
* チームビルディング

◆2日目
* 各チームでの時間
* コーチング

◆3日目
* 各チームでの時間
* 発表用の接続チェック
* 最終ピッチ
* 審査発表
* アフターパーティー

一応日程は決まっていますが、イベントの唯一のルールは「ルールがないこと」。
コーチングを無視してチーム全員で外に出たり、最初のチームを飛び出して別のチームに合流したり、何人かで独立して別のチームを作ったり、などなど。
ビジネス作るのが目的なので、型にはまってる必要はないんですね。

また、このイベントは全体的に「No Talk, All Action」です。
自分たちのアイデアを会場の中で話しているだけではダメ、部屋を飛び出してユーザーと話をし、プロトタイプを作って検証をするというように行動あるのみ!そのために必要なことは取りに行く!という精神です。


参加者の役割は?

参加者は以下のいずれかの役割を選びます。

◆Hacker

主に作る人。アイデアを他の人からフィードバックもらえるよう形にします。MVPになるサービス紹介やプロトタイプを作ります。

◆Hustler
主に発案して人に伝える人。Hackerが作ったサービス(MVP)をお客さんに見せて適切なフィードバックをもらう、データを集めるといった動きをします。

◆Designer
主にユーザー目線やビジネス目線でアイデアを改善する人。得られたデータをもとにして顧客体験やビジネスを改善する活動をします。

私はいつもHackerで参加をしていますが、Designerの役割もちょっとしてました。
今回はWebサイトだったので画面を考えたり、認知から申し込み、サービス利用をして課題解決までのフローを考えたり、実際サイトを作ったりしました。

基本は自分のできることを人に伝えてチームを作るので、あまりこの3つの役割に囚われ過ぎることはないのかもしれませんね。
何ができるのか、人に伝え有言実行することが大事です。


参加者はどんな人?

学生、エンジニア、営業、マーケター、学校の先生、地元の役場の人、旅人、など様々です。
イベントスポンサーになってくださった企業さんからは2人参加ができるみたいで、今回は和歌山の企業、公務員、大阪の社会人、名古屋や近辺から来ている人が多かったです。

私は、自分で課題を見つけゼロイチでビジネスを作れる力が欲しい、自分のアイデアを人に伝えて形にするというのをやりたい、というモチベーションで今回参加しました。

3日間どうだった?

とても濃い3日間だったので、時系列で紹介します。
長いので休憩しながら読んでくださいねw

◆1日目
アイデアピッチとチーム作りがメインです。

* 集合、交流会

お酒と軽食を用意してもらえるので、参加者同士交流します。ここで最初に仲良くなっておくとチームビルディングがやりやすいかも。

* アイスブレイク
ファシリテーターの方から少し説明を受けた後、即席のチームで即席ビジネスアイデアを考えるアイスブレイクをします。(私は今回ここでボケまくり、自分で回収しましたw)出来るだけ雰囲気を掴んで周りの人と仲良くなり、良い状態でピッチを迎えたいですね。

* 1分間ピッチ
各自考えてきたビジネスアイデアを1枚の紙と共に発表します。実現したいアイデアと求めていることを的確に1分で伝える必要があります。
私は「地域から人が流出してしまい、地方が衰退してる」という課題を発表しましたが、ソリューションまで自分で思いつくことができず、結局ゼロアイデアだったので誰の記憶にも残りませんでした…。めちゃ緊張していたので前後の人のは覚えていません><

* 投票
たくさんアイデアがあるので(今回は全部で40くらい?)、良いと思ったアイデアに投票して6〜8案くらいに絞ります。ひとり3票持っているので、自分のアイデアに投票しても良いし、人のアイデアに入れても良いです。
私のは5票入っていましたが、勝ち残ったのは6票目からでした…。

* 再度ピッチ
投票で残ったアイデアの発案者が再度ピッチをします。そこで想いを伝え、チームが作られます。

* チームビルディング
チームメンバーが三人以上集まったらチーム完成で、写真を撮って実際にチームで活動するようになります。投票では落ちてしまったけどどうしても実現したい!という人も、三人メンバーを見つければ復活できます。
課題に共感する、人に魅力を感じる、面白そう、などいろんな理由でチームができますが、選ばれる人は本当にすごいですね。

◆2日目
ここからは完全にチームごとに分かれ、ビジネスアイデアのブラッシュアップや検証、プロトタイプの作成を行います。

* 各チームでの時間
事業案に対して認識を合わせ早速検証に行くチーム、誰の何を解決したいアイデアなのかを再度話し合うチームなど様々です。後述しますが、私はここでチームを移動しました。
新チームでは情報を共有して認識を合わせ、顧客ヒアリングとビジネスモデルを考えるのを手分けして行いました。

* コーチング
企業経験者であるコーチの方に自分たちの事業アイデアを伝え、フィードバックもらいます。誰にどのような意見をもらうのかが大切ですが、大抵ここでビジネスを作ることに対する自分たちの甘さを痛感します><
私たちはここでソリューションが白紙になったし、これを受けてチームメンバーも含め全て白紙になるチームもいました。でも、お金と時間をかけて誰からも必要とされないものを作るより、客観的にみて軌道修正をして良いものを作る方が良いですよね!

* 各チームでの時間
更にビジネスアイデアをブラッシュアップする時間です。
私たちは再度課題をまとめ直し、チーム内で認識を合わせて軌道修正をしました。次の日に検証をする用意、ビジネスモデルを考える、収支の計算、プロトタイプの作成、競合分析など手分けをして行いました。
私たちのチームは2時ごろに解散しましたが、徹夜で進めるチーム、アイデアが白紙に戻ったので宴をして良いアイデアを思いつこうともがく(?)チームもいました。

◆3日目
最終発表に向けての準備と、発表をして3日間の集大成です!!

* 各チームでの時間
最終発表は夕方なので、それに向けてさらに事業アイデアをブラッシュアップします。
私たちはヒアリングの続き、プロトタイプの作成、発表資料の作成などをしていました。
他のチームは2日目の夜にアイデアを固めて、時間がない中ブラッシュアップするというスーパー辛い経験をしていたようです…。

* 発表用の接続チェック
発表の時にもたつかないように、発表スライドがちゃんと動くか、PC接続ができるかなどのチェックします。

* 最終ピッチ
いよいよ最終ピッチ!5分間ビジネスアイデアを発表して、ジャッジの方と10分間の質疑応答です。どんなに磨き上げてもここで伝えることが全てです。伝えるべきことが誤解なく伝わるように。

* 審査発表
1位から3位まで賞があるので、審査結果発表とジャッジの方からのコメントを頂けます。
私たちは入賞はできませんでしたが、入賞したチームは本当に苦しかったらしく、泣いている方もいました。賞が全てではないですが、いろんな想い、評価された点が知れる良い場でした。

* アフターパーティー
全てが終わったら酒です!w  ジャッジ、参加者、オーガナイザーなど話したかった人と話し、フィードバックをもらって次の学びにつなげます。今回私たちは比較的スムーズに進んだのですが、他のチームでの苦労話や熱意をきくことができました。
一度は場がしまるのですが、今回は宿泊付きの開催だったということもあり、残った人は3時くらいまで飲んでいました。前日も寝てない人が多いので、超寝不足ですね><

このような流れで、濃い3日間が終わります。
終わった後は感謝とワクワクした感、終わってしまって寂しい感、素敵な仲間に出会え次に繋がる充実感を感じていました。

大事だと思うこと

今回特に学んだことを3つ。

◆自分のために場を取りに行く

私は最初、地域ビジネスにできそうなアイデアを持ったチームに入りました。でも一晩考えて、本当に自分か課題に感じている「地方からの人材流出」というテーマに取り組んでいるチームがあったのでそこの人を信じてチームを移動しました。
3日間、自分の悔いのないように行動するために何がベストかを考えた結果でしたが、自分で必要な場を取りに行くのはすごい大事ですね。ちなみにチーム変わるのはよくあることなので、後腐れは全然ないと言っていただけました。

◆考え続けること
いくつかのチームが、顧客になる人にヒアリングをしたり、コーチにメンタリングをしてもらったりした結果、崩壊します。顧客は困っていなかった、お金を払ってまで解決したい課題ではなかった、もうサービスがあった、などなど。
私たちのチームでも課題の検証はできましたが、ソリューションが一度白紙に戻りました。でもその時にメンバーやコーチと協力して、どうにか考え続けて突破口を見つけることができました。もちろん自分一人ではできないですし、辛い時にアイデアを出してブラッシュアップするというチーム内での熱量がないとできないことでした。
実際に事業を作るとなると、こんなものではないらしいです。アイデアだけでなく、チームメンバーやお金の面でどうしようもないことが出てきますが、それでも考え続けないと前に進めません…。成功するまで続けるから成功するんですね。

◆仲間、熱量
ということで、一緒にやる仲間、熱量が大事です。
私たちのチームでは入賞はできませんでしたが、さらにフィードバックをもらうためにジャッジの一人をつかまえて色々と話をしました。どうしても事業を進めたいんだっ!とみんなで話をしたところ、それだったら一緒に進めよう、と言っていただけました!
熱意が、人が、人を動かすというのはよく聞きますが、実際に目の前でそういうことになり、諦めずに熱意を持って人に伝えることの大事さを肌で感じました。感謝です、これからも頑張ります!

まとめ

という感じで、Startup Weekend白浜の振り返りでした。
自分の考えを人に伝える、チームを作る、チームで目的を達成するために動く、目的のために必要な道を選択する、人を動かす、といったことは起業をしなくても普段の仕事や人間関係の中でも生きてくることだと思います。

これらのことが実践しながら学べるし、一緒に頑張る仲間もできるので、このイベントぜひ参加してみることをお勧めします!
お近くの開催場所、日程は以下にまとまっているのでぜひ見てみてくださいねっ!
https://nposw.org/schedule/

実際やっているときは苦しいかもしれませんが、終わってみると必死で駆け抜けた経験と素晴らしい仲間が手に入ると思います。
最後になりましたが、このような素晴らしい場を用意してくださった方々、宿泊場所も参加費まで出してくださったスポンサー企業の方々本当にありがとうございました!

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

嬉しいです!ありがとうございます^^
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高知のひろです。自分が好きな地域を面白く、「自分がいきいきとしていられる地域」にいられる人を増やすことを目指しています。そのために、人との繋がりを作り、自分で何とかする力を磨いています。言語化が苦手です。

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