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コロナ騒動の最中、私、実は2週間ほど前から椎間板ヘルニアで苦しんでいる。

基本は腰の病気なのだが痛みが右脚全体に広がっている。医師曰く「背骨から飛び出した軟骨が右足の神経を刺激している」らしい。

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痛みを例えるなら「臀部は肉離れ」「太ももは筋肉痛」「ふくらはぎはつった状態」「膝は脱臼」「足首は捻挫」「足の裏は大火傷の灼熱感」それがいっぺんに襲ってくる。

軟骨が神経を刺激することによって、痛みを伝える連絡系統が「バグ」を起こしてこのような激痛が同時に起こるそうだ。

しかも、鎮痛剤が切れるとその激痛の波が10分ごとに襲ってくるという恐怖。

毎朝、その激痛に耐え、しばらく苦しんでいると次第に痛みに慣れ、体が「痛みの向こう側」に達する瞬間がある。

北斗の拳の「トキ」のような「痛みを悟った」ゾーンに突入。そうしてようやく仕事へ出かけることができるのだ。

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今は週に1度の「神経に直接麻酔を打つ治療」で何とかもっているが、放送作家としての仕事、ナレーション書きや台本書きは全てベッドで横になったまま音声入力で何とかこなしている。

仕事柄、椅子に座ることが多く、毎日なんだかんだで10時間以上は椅子に座って作業しているが、これが腰に壊滅的なダメージを与えたらしい。

とここでふと考えた。明治の文豪や大作家たちも腰の痛みに悩まされていたのではないか?

こんな「腰の痛みを訴えた文章」だけを集めて1冊の本にしてみたい。

私の好きな本に「〆切本」(左右社)いうのがある。

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数々の名だたる作家たちが「締め切りに追われる言い訳」や心情を書いた文章を集めた本。

これのヘルニアバージョン。

左右社さん。検討してくれませんかね?


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