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【Regeatton】最近話題のジャンル

どうも、元DJの「ひろげとん。」です。少しだけDJとしての僕の経歴を話してから本題に入りたいと思います。
DJは大学1年生の9月から始めました。最初は登竜門と言われているEDM、エレクトロダンスミュージックと呼ばれる、名前の通りダンスによく合う曲を中心に回していました。ただすぐにジャンルを転向し、HipHopに移り、半年後に上記のレゲトンというジャンルに辿り着きます。
基本的に東京を活動拠点としていたのですが、当時まだレゲトンブームが来る前でしたので、東京で5人ほどしかレゲトンDJを名乗っている方はいませんでした。僕も5人のうちの1人でした。ただ、レゲトンミュージックをただ垂れ流して繋げるのはあまり面白くないとすぐに感じ、1か月間研究し、HipHopでは必須のスクラッチを織り交ぜながらレゲトンミュージックを披露するというパフォーマンスを取り入れたところ巷で話題になることはできました。(SNS動かしておけばよかったと今は後悔!)

では、僕の経歴はここまでにして本題に入ります。

Rauw Alejandro

レゲトンとは??

wikiによると・・・
レゲトンとは80年代から90年代にアメリカのヒップホップの影響を受けたプエルトリコ人によって生み出された音楽であり、源流はスペイン語のレゲエとプエルトリコの音楽(サルサ(Salsa)やボンバ(Bomba)、プレーナ(Plena))が合わさった音楽と記述されています。

ジャンルの最初の認知は2004年にラッパーのN.O.R.E(ノリエガ)が「Oye Mi Canto」を大ヒットさせたことにあります。彼自体はレゲトンアーティストでもなく、元々はヒップホップの人間だったが自身のルーツにレゲトンがあるのでそこにいち早く興味を持ち、さらに上記の曲にft(フューチャリング)させていたDaddy Yankee(ダディー・ヤンキー)が世界中に「Gasolina」という曲を大ヒットさせたことで、ジャンルの人気はアメリカの枠を超えて世界各国に広がりました。

Daddy Yankee

では僕の見解でのレゲトンについて話すと、とにかく日本でのブームの到達点は2年前の2020年。この頃に、その頃クラブで流れていたような曲がメジャーに台頭していくようになり、日本のミュージックチャートでも軒並み上位に並ぶようになったんですね。実はブーム自体は2年前なのでごく最近の話ではあるんです。
とにかく腰を振りたくなるような曲ばかりで基本的にとても情熱的で軽快な曲が多いです。なので夏のドライブなどに流したいジャンルでも1位になるのではと感じさせるような曲ばかりです。試しに以下に僕の大好きな曲の1つ、「Daddy Yankee - Limbo」を載せます。

曲の詳細や考察などについては、また違う記事で書かせていただきたいと思います。

話題ではあるが安定して人気

タイトル通りで、今現在は話題なのは変わりないですがあくまでも「安定して人気」に留まってしまっています。要因として1つ挙げられるのは、最近のJPOPにも見られる傾向ではありますが「商業用音楽」という枠に当てはめた結果、音楽のモノカルチャー化によるアーティストの創造性や価値観の飽和が大きいと思っています。
難しくなってしまいましたが、つまりは「音楽に個性が無くなり、一辺倒になってしまっている現実」のことです。とにかく最近のレゲトンは曲調も歌詞も一辺倒なんです。アーティストとしては大好きですし、例として挙げるのは憚れるのですがMalumaなどが、この例の代表格だと感じています。
もちろん、世界的アーティスト「Ozuna」はフュージョンミュージックを混ぜたり、J Valvinはキューバ音楽をサンプリングして、またアフロビートにもチャレンジしていたのはすごく感動しました。
でもレーベルとしては売り上げを出さないと潰れてしまう現実がありますし、売っていくためにはコマーシャル的な音楽でヒットソングを作成するのは致し方ないフローではあるなとも思っています。ただ、この現代において多様性な音楽を認める風潮はトレンドであり、必然であるので今一度レゲトンについてリコンストラクト(再構築)していく必要があるのではと敢えて警鐘を鳴らしたい。
ちなみに1枚目の写真に写っているラウ・アレハンドロは上記の問題に対して積極的に向き合い、ポスト・レゲトンという第2のブームを作ろうと模索していることで有名です。

Nicky Jam

まとめ

今日の記事はここまでです!
いかがでしたでしょうか?
僕の見解については賛否両論あると思いますが、もし反論がある方はぜひぜひどしどしコメントください!
(ちなみに反論はお手柔らかにお願い致します)

レゲトンに少しでも興味を持ってくださった方、レゲトンについて少しでも知って良かったと思ってくださった方はSNSでの拡散をお願いします!
明日から本格的にアーティストや曲について語っていこうと考えています。

では、また!

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