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「変わるということ」

 人は次のステージへ進むために、思考、行動を変えなくてはならないタイミングがあります。
 自己変革です。

 ここで、流れに合わせて柔軟に自分を変えられたら、スムーズにステージを移行できます。

 しかし、変化を恐れたり、嫌がったり、今の自分の在り方に固執したり、変化のときだと気づかなかったりして変わらない場合は、人生は強烈なできごと、ショッキングな経験を用意して強制的に変化を促します。

 「あのたいへんなできごとがあって変われたから今の自分がある」
 年配の方には、こう思える経験が少なからずあるのではないでしょうか。

 それでも変わらない場合はどうなるか。

 変化を強いるかのように同じような場面、できごとが繰り返し起きてしまいます。
 
 例えば、似たような人間関係のつまづきで短期間で転職を繰り返す若い人は、コミュニケーションの考え、やり方を変えるまで、つまり自己を変革するまで人間関係のトラブルは繰り返されます。

 一般論ですが、女性は男性よりも柔軟な人が多いですね。

 妊娠して子どもを宿す能力があるからでしょう。
 お腹の赤ちゃんを守り、育てるために、赤ちゃん中心の思考、行動に変わらなくてはならないからですね。変化を受け入れることに抵抗が小さいのです。

 これに対して、男性は自己変革を拒む人が少なくない。
 「だって」「でも」「しかし」を連発し、今の在り方を正当化しがちです。
 もちろん、男性にもそうでない人はたくさんいますが、総じて女性の方が柔軟で、柔軟であるがゆえにタフでたくましいと思うのです。
                            (了)

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