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マーケティング×ファイナンス2 〜総合型クラウドファンディング〜

マーケティング×ファイナンスの続編です。さらに具体的に説明していきます。アイディアを思いついたところから、事業計画立案、テストマーケ・量産対応・販路開拓によって持続的な企業活動になっていきます。その全てのステップに伴走するような立ち上げ支援を実現したいと思っています。

新規事業が成長事業になるまで

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新規事業の起点は常にアイディアです。顧客からのフィードバック、天才的なひらめき、様々な着想はあると思いますが、情熱オーナーのアイディアから生まれます。

試作品を作り、テストマーケティングを経て、量産し、販路を拡大し、大きな売り上げに育てていく。順調にいくこともあるでしょうし、どこかのステップを繰り返すかもしれません。私たちはそのステップごとにサービスを提供していきたい。

事業計画の妥当性

今まで私自身も様々な新規事業を立ち上げたり、立ち上げを支援したりしましたが、とにかく大変だったのは、どのくらいニーズがあるのか?つまり、事業計画の妥当性でした。これがないと資金計画が立たないからです。社内ベンチャーなら役員陣に決裁を取る必要があるでしょうし、独立企業なら株主や銀行の理解を得る必要があるでしょう。

そこを解決するソリューションを提供したいと思ったのです。それがロケットメイカーが提供する「総合型クラウドファンディング」「新規事業の立ち上げ支援事業の立ち上げ支援」です。

「ちょっとテストで販売してみよう」

新規事業のアイディアが浮かびます。どうもこのアイディアは行けそうだ!と考えると次は計画です。どのくらいカネがかかるのか?

コストの計画を考えて売り上げを予想します。この時点ではただの妄想。まだ実現可能性はよくわかりません。いろんな仲間に相談したり、既存顧客に聞いてみたりします。「うん、ますます行けそうな気がする」恐らくそんな確信を深めていくフェーズです。我々が登場するのはこの辺りです。

そう、テストマーケティングです。ここで、購入型や寄付型のクラウドファンディングを使って需要を確かめてみたい。

でもちょっと待ってください。行き当たりばったりではなく、もう少しじっくり考えましょう。最終的にはどんな市場があるのか?ターゲットは誰か?競合は?いろいろ考える必要がありそうです。テストマーケティングで確かめるのは何かをはっきりさせておく必要があります。

事業計画の妥当性と資金計画

購入型のクラウドファンディング をする前に考えて欲しいのです。最終的に実現したい世界はどんなものか。本格的に量産していくに当たってどのような設備が必要になるのか。それにはいくらくらいかかるのか。その資金は誰か助けるのか。事業計画の妥当性を証明する。そのためのテストなのですから。

コスト売上資金計画

購入型のクラウドファンディング が成功した後も事業は続くのです。事業計画の確からしさを少しずつ証明させていき、株主、銀行などに理解を得て、さらに事業を拡大する。さらに我々自身が投資家に向けて社長の思いを代弁し、投資資金を募る。それが集まれば、既存の株主、銀行も安心して新規事業の資金調達に協力してもらえるのではないか、と思います。

寄付型・購入型のクラウドファンディングに金融型を加えて総合型へ

テストの結果を事業計画に反映させて、コストと売り上げの計画をたて、資金を調達していきます。そこを手伝うことによって新規事業が日本中に湧き起こるのではないかと思うのです。それには寄付型・購入型のクラウドファンディングプラットフォームに金融型を加えて総合型とする必要がありました。金融業の免許が必要だったのです。

これでマーケティング×ファイナンスの統合型新規事業支援の仕組みが整うかもしれない、と興奮しています。

金融型、特に事業ファンド型のクラウドファンディングの仕組みついては前回のエントリでも述べましたので、こちらをご覧ください。

そんな構想を色々なところで話していたら様々な銀行、特に地方銀行、信用金庫から問い合わせをいただくようになりました。その話はまた次回にします。

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