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9ヶ月で10万ドルの副業をつくった話を見てみます

事例から自分のしごとをつくるヒントを探る一歩目マガジン。

みなさん、シャルキュトリーってご存知でしょうか。

ハムやソーセージ、チーズやフルーツを大きなプレートの上に盛りつけたメニューです。

今回は、副業でシャルキュトリーを届けるサービスを立ち上げたモニーシャさんのお話です。

参照記事
How to Start a Charcuterie Board Business: $100k in Sales in 9 Months

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きっかけ

・モニーシャはコロナの流行初期、自宅待機命令で家にいる間、家族や友人の医療従事者が忙しくしているのを見ていた

・彼らのために、おやつや手作り料理の盛り合わせを差し入れることを思いつき、ボストン市内の病院に無料で配り始めた

・コロナの影響が大きくなると病院が忙しくなり、この活動を中止せざるを得なくなった

・無料で受け取っていた医療スタッフの数名が「買わせてほしいんだけど」と声をかけてきたが、この時はモニーシャはまだビジネスにするつもりはなかった

・また、別の友人から母の日のためにチーズボードを作ってほしいと頼まれた

・その友人は、お金を払うと主張。さらにインスタを立ち上げてビジネスにするべきだとモニーシャを説得した

・説得を受けて、2020年5月5日にインスタグラムのアカウントを開設すると、5日後には最初のオーダーが入った

・最初の投稿

立ち上げ

・ためしにインスタグラムで破格の商品(2日間限定、$40でプレートを家までお届け)を掲載してみた → すぐに20個オーダーが入りてんてこまい

・引き合いがあることを確認してからマーケティングの環境を整備(webサイト、CRM、SNSの強化)

インスタ運用の工夫
・関連性のある内容でブランドイメージを統一
・定期的な投稿
・ハッシュタグを活用(関連性、最大30個をフルに使う、コメントとしてつける、など)
・フォロワーやコメントくれた人と積極的に交流

ビジネスの拡大

・ワークショップをやって欲しいと言われるが時間がなくて断っていたが、インスタで連絡をくれた人を雇ってワークショップもやることに

・注文が多くなったので、一番手間がかかっていたデリバリーを外注

・開始から9ヶ月後には、フルタイムの仕事を続けながら、総売り上げ10万ドルを超える規模へ

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個人事業を始めようとするとき、まずは勉強したり、資格をとったりと、しっかり準備をしてから始めたくなります。
個人で何かをやるとなると、やはりけっこう不安ですから、事前の準備に時間をかけて、自信を持って事業に臨むのも大切なことです。

しかし、今回の事例はその真逆。

まず商品を作る、出してみて反応を見る、売れるとわかったら整備する、という、リーンスタートアップ的な手法は、スモールビジネスでも参考にすることができます。

個人のスキルを提供する事業の場合は特に、自分の能力が向上すれば売れると思ってしまうケースがよくみられます。
スキルアップはもちろん大切ですが、マーケティングの観点からどんなアクションが考えられるか点検してみると、新しい展開が見えてくるかもしれません。

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