ロシアの極東、ハバロフスクへ#1

画像12

ズドラーストヴィチェ!町田ヒロチカです。

今回の旅はロシア、ハバロフスク!成田空港から直行便の飛行機で約2時間半のところ、日本から一番近いヨーロッパなんて言われてる。ハバロフスク自体は結構な田舎で、日本語ももちろん、オーストラリアで鍛えた英語も使えない。全部ロシア語での会話が試されるのだ。キリル文字は最初呪文にしか見えないし。グローバル対応した各国のシティにはない、リアル土着の海外が味わえる場所。ツーリストもほぼいないし。これが旅の醍醐味だと思っていた僕にはとても嬉しい旅になる予感しかなかった。書店に行ってもガイドブックもない。人づてやネットでの情報を頼りに、旅を進めた。情報くれた人たちありがとう!ローカルの生活を、一緒に味わえるように記して行こうと思う。

航空券は往復で約5万円ほど。意外と安くて驚いた。ロシアに行くにはまずビザが必要で、1ヶ月前から取ることをおすすめする。滞在場所の証明書の取得がまず関門なんだれけど、これは以下のバウチャー発行サイトでパスポート番号、滞在先の情報を入力すれば簡単に入手できる。以降の流れは下記サイトを参考にされたし。ビザセンターにお金を払えば、やってもらえるけど、自分で取った方が旅してやった感が出るので、おすすめしたい。

さんど

初日は成田空港で時間を潰したあと、チェックイン。14:45発、18:45着のS7 Airlinesの飛行機だ。
意外と二人以上だと席が隣合わないことがあるので帰りも早めのチェックインをしたほうがいいとのこと。機内へ。乗客はほぼロシアン。
機内食はサンドイッチ。飲み物はオレンジジュース、アップルジュースが選べた。
空港着、バスに乗り込み、写真撮ってたら警備員にめちゃめちゃ注意される。
税関を済ませ、解放される。

pぁね

バス


外に出ると小雨が降っていた。気温は5度前後であったが、思ったよりも寒くない。ヒートテックにフリース、ダウンは十分すぎるくらいだった。ハバロフスク国際空港前はなにもなく、広い駐車場と暗闇が広がっていた。交通機関もよくわからず取り残され、途方に暮れたので、近くにいたロシア人の親子にどうやってシティに行けばいいか聞いたら、車でホテルまで乗せて行ってくれるという。なんと優しいんだ。どうやらその子は日本での留学の帰りらしい。好きな食べ物を聞いたら、やっぱりボルシチだそう。図らずもロシアのローカルの家族の車内を満喫できた。旅をしていると、詰みの場面で人によく助けられる。ほんと要所要所でうまくいくようにできている。こればっかりは運でもあるんだけど。

ごlでん

今回4日間世話になるホテル、シティの外れにあるゴールデンタイムホテルに着く。名の通り金の装飾がいたるところにあり、ロビーには銀色のサメが優雅に水槽の中を泳いでいる。ロシアと中華の折衷のようなホテルだ。ハバロフスクは中国と近いし、文化が混ざっているところもあるのだろう。ペリメニなどのロシア料理は餃子を模しているし共通点も多そうだ。
ホテルはワイファイ完備、なんとサウナもついていた。これについては後日入る。
パスポートは滞在中ホテルに没収されるので、コピーかスマホで写真撮っておく。
同じ街にいるのであれば、同じホテルに滞在し続けるのが吉。ホテルでも英語通じず、コンビニの場所などぎりぎり理解。

画像7

画像8


夜はおそロシアに出くわすとの情報もあり、あんまり出歩かない方がいいのだが、せっかくなので夜の通りへ。直線に続く広い道路にはぽつりぽつりと街灯がともり、空は夜だというのに、赤く染まっている。焼畑をしているような香りがする。薪を焚いているにおいなのかもしれない。

画像7


この辺りはかなり不思議な店がたくさんあった。
マックのパクリみたいな店もあれば、地方のブックオフばりにでかい花屋もある。極め付けにチン○ン。すべて営業終了。みんな早めに閉めるみたいだ。
ресторан(レストラン)の看板文字を探し歩き、唯一空いていた、シャングリラという店に入ってみる。しかしресторанはペクトパーと読みたくなってしまう。

画像10


レストランには、ちょっとしたクラブ、バーがついていた。
屈強な青年に入店人数を伝え、クロークに上着を預けて入店。
メニューを見ると、この店は中華料理の店だった。
でかいダックと餃子とロシアンウォッカを飲んでいると、急に店内でカラオケが始まったり、踊り場で縮こまっていたDJが急に元気な音を出し始め、ロシアギャル?たちが踊り始める。よほどツーリストが珍しいのかカモーン!と手招きされる。かなり陽気。ちょっとほっこりした。

画像10

めし1

お酒も込みで1700ルーブルほど。(日本円で約3000円、1ルーブルは現在1.7円)物価はそれなりに安い。

画像12

最後はホテルの冷蔵庫にあったペプシを飲んで2日目の街散策に備える。ネンチではなくこれでペプシと読む。炭酸は日本より弱め。バイカル湖から引いたミネラルウォーターもあってこれも美味しい。

2日目は、サーカスのチケットを探しに、ハバロフスクシティストリートへ。
セントラルマーケット、レーニン広場、ローカルのロシア料理店Kabachokでのボルシチ、ペリメニ、スーパーSanberi、ホテルの激アツ貸切ロシアンサウナについて書きます。読んでくれてありがとう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?