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【仕事】面接でカミングアウトしたら採用になった会社を辞退した話

気がつけばもう11月、2022年ももう終盤。
早いもので、コロナが流行りだした2020年頃とは状況も変わって、
台湾にも隔離なしで旅行ができるようになった。

先日10月29日はアジア最大規模のゲイプライドが台北で行われ、コロナからの開国後、各国から人が集まったそう。参加したかった!

「プライドあるのに台湾来ないの?」何人かの友人に聞かれた。
「いつ台湾に戻るんですか?ずっと日本にいるの?」Youtubeチャンネルを見てくれている方からもコメントいただいているこの頃。

本音としては、フル参加したかったし、日本に帰ってきた当初は、ここに長居する気は無かった。
しかし、思いのほか次の仕事がうまく見つからず難航している。
この課題をクリアしないことには、経済的にも自由がきかない状況なのだ。

先日、【仕事】面接でカミングアウトしたら結果採用になった話を投稿した。

しかし、結果辞退することにした。
同じ体験をしたことがある方、今後誰かするかもしれないことを考え、経験をシェアしようと思う。

もともと台湾→日本帰国時に僕が考えていた働き方としては、
自分のコンサルサービスをしながら、業務委託で他の仕事を並行してやりたいと思っていた。そして働く基盤を整えてまた台湾に行こうと。

自分のサービスを立ち上げ、Youtubeチャンネルにしれっと投稿してみたり、 SNSで宣伝してみた。嬉しいことに徐々に何名かサービスを申し込んでくれた。

しかし気づく。「このスピード感で、収支を考えると食べていけない。」

そこで9月の終わりくらいから、そのサービスはサブにシフト、
メインで稼がなくちゃなあと求人サイトやスカウトサービスを使うようになった。
「リモート」で居住国を選ばず働くことを軸に考えた。

その「雇用形態」としては、「正社員」でもいいが、「業務委託」として請け負うかたちでもいいと思っていた。

みなさんご存知かもしれないが、

「正社員」はその会社の従業員として働く。
つまり社会保険、福利厚生、その他福利厚生が保障される。

「業務委託」とは外部の人間。定められた業務目標を遂行する代わりに、報酬を受け取る。好きな場所、好きな時間で働ける。しかし社会保険加入なし、残業代なし、有給休暇、その他福利厚生は全てなし。会社の管理範囲にいない外の人間だ。

話を戻すと、内定をもらい来週には入社という会社の入社を辞退した。

社長の僕に対する要望は、1日フルタイムで月から金の週5勤務。
最初の数ヶ月は会社に出勤してほしいとのこと。
そして、営業の目標は今今決まっていないので逐一指示を聞いて働いて欲しく、
また10名程度規模の会社で、制度もしっかりしていないから一緒に会社を盛り上げてほしいとのこと。

求められた働き方は完全に従業員としてのもので、オファー承諾する前、
正社員としての待遇・福利厚生を説明されていた。そして、年収も希望通り提示頂け、将来的に台湾からのリモートワークもして良いと提示をされていた。
僕としては、本当にありがたい限りだ。入社をすごく期待していた。

しかし、入社3日前。
「やはり将来的に台湾に行くのであれば、税金等の処理が大変だから業務委託でお願いしたい。」と言われた。

こちらとしては、雇用形態はなんでも良かったが、
まず突然の変更依頼で驚いたし、
「じゃあ社保や有給等、当初予定されていた権利は?」と不安になった。

僕は伝えた。業務委託になる場合でも、働く実態はフルタイムの週5勤務なので、有給は欲しい。明確な労働時間を定め、超過した分は残業代として
支給してほしいと。それが難しい場合、入社は一旦白紙に戻したいですと。

すると社長の回答は「白紙の件、承知しました。また機会があればお願いします。」

「マジかー。」と落ち込んだ。
あれだけ会社を一緒に盛り上げてほしいと言っていた割に、
突然変更してきた雇用形態は従業員としてではない「業務委託」の外部としての勤務。僕はとても残念に思った。

経営者として、人件費を出来るだけ抑えたいのは理解できる。
が、あまりにも突然すぎるし、先方だけに都合の良い条件変更だった。

そんな内容は許容することもできず、僕は入社を断った。

とまあ、10月末にかけてこういう事が起き、
「あー、人生うまくいかんのー」と大きくため息をついてしまった。

仕事探しもまた振り出しに戻った。

「もしかしたら、先方の求める条件のままでも働いてみたら良かったかもしれない。」と、断ったことを後悔しそうになった瞬間もある。

だがしかしだ。僕は昔から「起きる物事には、全て理由がある」と考えるようにしている。今回はそれで良かったのだ。
「たられば」は言い出したらきりがないし、巻き戻せない過去を想い続けても前に進まない。だから、かなーりだるいが(超本音)また1から頑張ろうと思う。

今回の話も、「note記事のネタになったから良い経験!」と考えている。

「全然良い事がない」とか「自分だけうまくいかない」と日々感じている方、
ひとりじゃない!僕がここにいる!
悶えながらでも良い、一緒に前を向いて頑張ろう!

いつか「あーあの時頑張って、耐えて良かった」と思える日が来ると信じて、
自分を信じて機を待つこととする。今日は以上!



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