自分の生きる理由を探して。本からの学び。
こんにちは。
田中裕子(たなかひろこ)です♪
読書が趣味の一つで今もたまに本読んでいます。
以前も読んだ本からの学びをお伝えしました〜
今回は以前読んだ、オードリー若林正恭さんの「社会人大学人見知り学部卒業見込」という本についてお話していきたいと思います。
最近、友人にもおすすめした本の1つです。
※こちらネタバレを含みますので気になる方はここまでに♪
この本は、雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載していたエッセイの書籍化です。
単行本に収録されたているのは2010年8月〜2013年3月分。「趣味などいらない」「スタバでグランデと頼めない」「先輩にお酌ができない」と自意識過剰でネガティブな面を多く見せていた。長い下積み生活から突然大ブレイクし、付き合わざるを得なくなった「社会」について苦悩し模索していたるオードリー若林さんの日々感じていることなどが描かれています。
あらすじ
ダ・ヴィンチ連載開始直後から、読者満足度のダントツに高い人気エッセイ、
オードリー若林の社会人シリーズが、待望の書籍化。
人見知りで、どん底生活ゆえに社会を斜めに見ていた売れない芸人が、
一夜にしてスターダムへ。
ようやく足を踏み入れた華の芸能界で彼を襲ったのは、社会という名の強烈なカルチャーショックだった。
……あれ? オレ社会人として、いろいろダメじゃない??
生まれ持った自意識と、どん底時代に培った後ろ向き思考に折り合いをつけながら、彼が導きだした、社会への参加方法とは。
大幅な加筆修正を加えた連載分とともに、大型書き下ろし2本を収録した意欲作。
これから社会に船出する人、いままさに社会で全力疾走してる人、そして社会への参加方法に迷っているあなたへ。
中二病全開の自意識を閉じ込めて、社会への参加方法を模索した問題作!
引用:Amazonより
読んでみて、若林さんが日々いろんな細かいことまで気づき、感じて、考えまくりまくって生活していることにまず驚きました。
まず、何事にも気づきを持つこと。
とても大切なことだと改めて学ばせていただきました。
本の中で、私が特に「そうか〜」と思ったのが「牡蠣の一生」というエッセイです!!
若林さんが魚や貝を取って生活するという収録をされている最中、、、
海底の牡蠣を岩から剥がそうとするときに、ふと思い浮かんだ疑問がエッセイのテーマとなっています。
『牡蠣は岩にくっついて一生を過ごすというが、一体何が楽しいというのか』
確かに!!
何が楽しいんだ??
くっついてるだけだし、、、、
と読んでいて私もそう思ってしまいました。
まぁ、牡蠣の存在をそんな風に思うこともなかなかないかもですが(笑)
読み進めていくと、、、、
「おじいちゃん」との会話でその内容が掘り下げられていきます!
そもそも、なぜこのような疑問を若林さんは抱いてしまったか。
それは「岩にしがみついているだけの牡蠣の一生に何の意味も見いだせなかったから」です。
それに対し「おじいちゃん」はこう返してます!
「最初から意味なんてなかったんだよ」
何らかの意味、目的、意義があるものでないと、存在してはいけないというわけではなく、生まれてきたからには、何の理由もなくこの世界に存在していい。
仕事や社会貢献もしえないホームレス、障碍者、病人であってもそれは変わらず、目的、意義がなくてもみな存在していいという権利があるんだと。
そして、
自分の人生に意義を見出せなくたって、生まれてきて存在している以上は、せっかくだから楽しいことをして生きていこうよ。
という旨のメッセージで話は締められる。
これを読んだ時に、こうでなければいけないとかこうあるべきなんだとか、、、、こんなだからとか、、、
自分に対しての存在意義を探していたことに気づかされました。
もっと自分の存在意義にも肩の荷をおろしていけたいいのにな〜
自分の前提を変えることができた時には今よりももっと素晴らしい世界の見え方があるんだろうなとこの本を読み学びました。
本の一部ですが、私がいいなと特に思ったところをご紹介させていただきました!
そのほかにも若林さんの考えがギッシリと詰まった本になっていますのでぜひ読んでみてはいかがでしょうか???
では、また〜
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