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旅と建築探訪記

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#建築巡り

【建築】建築の神様からの贈り物とは? 紀尾井清堂(内藤廣)

【建築】建築の神様からの贈り物とは? 紀尾井清堂(内藤廣)

「思ったように造って下さい」
何らかの"モノ"をつくるに際して、このお題はすごく難しい。普通はテーマとか要望とか仕様に基づいてつくる。まあそれが多過ぎても困るとは思うが、「自由に」と言われてもねえ...。

この難問を出したのは一般社団法人倫理研究所、挑んだのは建築家・内藤廣、出した答えが紀尾井清堂。
どんな建物? どんな用途?
倫理研究所曰く「機能はそれに合わせて後から考えます」とのこと。スゴっ

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日々の暮らしを豊かにする「窓」とは?

日々の暮らしを豊かにする「窓」とは?

↑ 住宅販売の安っぽいキャッチコピーみたいなタイトルになってしまった💦

採光や換気といった機能から欠かせない窓。しかしそうした観点からだけでなく、生活に彩りを加えるということからも、窓をどのように設置するかということは重要である。それよっては、建物はより魅力的になり、日々の生活も豊かになる。...かもしれない。

東京国立近代美術館(谷口吉郎)
この美術館の隠れた名所である展望室「眺めのよい部

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【建築】未知なる空間の体験、それはKAIT広場(石上純也)

【建築】未知なる空間の体験、それはKAIT広場(石上純也)

見学する前から本当に楽しみにしていた建築だった。そして実際に期待以上の建築だった。

以前、パビリオン・トウキョウ 2021の企画であるkudan houseのパーゴラ「木陰雲」を紹介させてもらった。その建築家は石上純也さん。個人的には現在の日本において最も頭がおかしい建築家だと思っている。(←最大級の褒め言葉)

その建築家による"ありえない建築"が神奈川工科大学に出現した。

KAIT広場

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【建築】東急目黒線沿いの隈建築を巡る

【建築】東急目黒線沿いの隈建築を巡る

夏の暑さもようやく緩んで過ごしやすくなった10月のある日。
久しぶりに建築巡りでもするかと思い付き、やって来たのは東急目黒線沿いにある3件の隈研吾建築。サクッと数時間で巡ることができる。

隈研吾さんは元々建築業界ではスターアーキテクトの一人だったが、新国立競技場以降は一般の人にもその名が知れ渡った。今や日本全国どこでも隈研吾である。しかしここまで有名になるとネガティブな意見も少なくない。SNS上

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