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拠点を福岡に。

こんにちは。

気がつけばもう5月が終わります。今年の5月は色々とバタバタな1ヶ月を過ごしました。その中でも一番大きな出来事は引越し先の物件を決めたことです。

5年間拠点にしてきた長崎県の雲仙を離れ、福岡に拠点を移します。

色々と妙な質問してくる人がいるので先に言っておきます。

・仕事の拠点を福岡に移します。

・住居の拠点も移します。

・住民票は雲仙です。

長崎に移住し、長崎で自営業になり、長崎で仕事をしてきましたがこれからの人生や仕事を長崎中心で進めるイメージが全く出来ませんでした。もちろん取引先や買ってくれるお客さんには120%感謝しています。(←これがあるから福岡に拠点を移せます。)私たちの価値とは「長崎で行っているアパレルブランド」ではないと思っています。「自分がコミットしている土地やコミュニティで頑張ってやっている若者」を応援するおじさんみたいな人って一定数いますが、そのような考えを持った人をターゲットにしていません。私たちがターゲットにしているのは、単純に私たちが作る商品をいいと思って買ってくれる人です。なので私たちがすることは商品のクオリティや価値を高めることです。一層商品の価値を高める為に拠点を都市部に移します。

なぜ商品のクオリティを上げる為に都市部(福岡)に拠点を移すか?それは、やっぱり私たちが作っている商品はファッションであり、アートで、それらは完全に都市の産物だからです。都市で価値を発揮します。もちろん田舎で価値があるファッションやアートもあります。でも私たちがやっている仕事はそういった田舎で価値が出るものではありません。

同じ仕事でもその仕事の価値が都市と田舎では全く違います。福岡のいいところは物価や地代が都市価格ではないとこです。でも都市として経済が回っている。長崎の地代と福岡の地代に大差がないくらいに長崎は割高です。でも福岡、熊本、鹿児島ほど(個人消費の)経済が回っていない。同じ仕事でも都市で高い評価をもらえるなら誰でも都市で仕事をします。しかもかかる経費はトントン。


商品の価値は市場が決めます。これは資本主義経済の原理原則です。

この原理原則にのっとって私は私の仕事が求められている福岡に移ります。




「福岡に行っちゃうんですねー」なんて言う人、一定数います。

きっと長崎にとどまってほしんだと思います。

とどまってほしいなら毎月30着くらい私たちの服を買ってください。そしたら考えます。買わない人に限って妙な引き留めをしようとします。あれなんなんでしょうね。

買ってくれる人や市場原理などを分かっている人は

「そうよね。長崎じゃもったいなかもんね。」と言います。「福岡でいいと?上海とかマレーシアまで行ってまわんね。」とも言ってくれます。



買わない人の忠告とか要望とかを聞いちゃうと本当ヤバイです。

誰の話を聞くか。

自分たちの仕事の価値は何か?

ターゲットは誰か?


これらの要素を間違ったり、自分たちの仕事のプライシングを誤ったりすると結局仕事が長続きしません。


福岡に移ったらあからさまに商品のクオリティが上がり、ラインナップが増えます。こうご期待くださいませ。



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