macOSのDashboardのウィジェットトラブルを解決する方法

バージョンが上がるたびに無効にされて、もうなくなってしまいそうなmacOSのDashboard機能。電卓と辞書のウィジェットを便利に使っているのだけれど、Mojaveにバージョンを上げたタイミングで辞書ウィジェットが正常に使えなくなったのでどうやって直したか書いておく。

macOSの場合、いろいろなアプリケーションの設定ファイルがそれぞれのユーザーのフォルダーの「ライブラリ」に入っているので、それを削除して(=リセットして)再起動すれば怪しい挙動が直ることが多い。

「ライブラリ」は標準だとFinderでは表示されないが、メニューの「移動」を開きながらOptionキーを押せば表示され、開くことができる。その中の「Preferences」フォルダーの中に「widget-com.apple.widget.dictionary.plist」というファイルがあって、それが辞書のDashboardウィジェットの設定ファイルだ(中身はシンプルなXML)。「widget-com」で始まる名前のファイルがウィジェットの設定ファイルなので、辞書以外のウィジェットで問題が起こっている場合はそちらが対象となる。

再起動すればまた自動生成されるので、気にせずにファイルを削除してしまおう。他にもいろいろな設定ファイルがあるフォルダーなので、他と間違えないようにだけ注意。そしておもむろに、macOSを再起動。

再起動の後、Dashboardを確認し、正常に動作しているか確認すれば大丈夫。ウィジェットのサイズなどは前に使ったときからリセットされてしまっているので、また調整しよう。

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