Shimonoseki Startup Anchor (SSA)
はじめに
今回は、下関市が新たに取り組みをスタートされるShimonoseki Startup Anchorについて触れたいと思います。
Shimonoseki Startup Anchorとは
Websiteには、以下の文章が記載されています。
概要
今後の大きな予定
Shimonoseki Startup Anchorを国内外へ拡め、ネットワークを作っていくためのアンバサダーの方々3名が就任(随時発表)
12月中には下関市スタートアップ戦略を策定
25年1月には下関市内でのキックオフイベント、3月には東京でもイベントを開催予定
とのこと。まさに今から動き出す取り組みですね。
戦略のベースとなる考え方
“25万都市”下関市のオリジナル戦略
大都市とは異なる規模の下関市は、地域の特性を生かした独自のスタートアップ戦略を展開
下関市が持つ資産と強みを活用し、地域の特性を最大限に活かした戦略を構築
スタートアップを通した地域間連携
地域間の連携を強化し、スタートアップ企業が互いに協力し合う環境を整備
国内外スタートアップ企業と下関企業とのMeetup
国内外のスタートアップ企業と下関市の企業が交流し、ビジネスチャンスを創出するためのミートアップイベントを開催
スタートアップカルチャーの醸成
地域全体でスタートアップカルチャー/マインドセットを醸成革新的なビジネスアイデアが生まれる環境を提供
なるほど。Whatについては理解できましたが、Howについては今後を期待したいですね。
なぜ下関/SSAについて書いているのか?
先月の投稿で益々盛り上がっている日本のスタートアップシーンについて記載をしましたが、下関でも”スタートアップ”を軸とした取り組みが始まるニュースがリリースされ、今回の投稿につながっています。
私は、大学時代、下関という街にお世話になり、育てていただきました。
本州の端で、とても辺鄙なところかもしれませんが、観光、歴史、ユニークな地場産業など、とても魅力が詰まった街だと思っています。
※まだ実現されていないようですが、👇のような面白い構想もあるようです。
そんな下関市ですが、こちらの資料をご覧いただければお分かりいただける通り、今後マイナストレンドが続くことが想定されており、構造的な問題に直面している状況です。
私が下関に住んだのは、20年以上前になりますが、自分の人生に影響を与えてくれた街が衰退をしていく姿を見るのは、どこか切ない思いがあります。
具体的な内容についてはこれからだと思いますが、こういった施策を通して、下関が盛り上がり、元気になっていくことを勝手ながら期待しています。
おわりに
Startup、地方創生は、群雄割拠の時代に入ったといえます。
その中で、下関がどういった形で特色を出し、下関らしいStartup施策、地方創生モデルを作り上げるのは、簡単なことではないと思います。
しかしながら、チャレンジをしないことには、新たなものは生まれません。
この取り組みが、下関、山口県、日本、場合によっては世界にどんなインパクトをもたらすのか、どういった形で”Shimonoseki Model"のStartup試作が発動するのか期待したいと思います。