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日本のスタートアップシーンとFigma


はじめに

日本では、スタートアップが育ちにくい国とよく言われますが、直近では大分状況が変わってきたのかなと思います。例えば、

  • スタートアップ支援の環境が整ってきたこと → 政府・自治体がスタートアップ支援を積極的に行っていること

  • VCのみならずCVCの動きも積極的。こんな記事もありますね👇

のような理由が一般的には挙げられるかと思います。

一方、日本のスタートアップシーンでは、

  • 起業家マインドセットが薄く、起業をする人の母数が少ない

  • 起業家が負うリスクが欧米より総じて大きい

  • 大型のExitが少ない(ホームランではなく、ヒットを狙う)

等々の問題も挙げられているかと思います。

と言うことで、今日は、日本のスタートアップシーンとFigmaについて書いてみたいと思います。よろしかったらご覧ください。

スタートアップとFigma

結論から申し上げると、スタートアップ企業とFigmaの親和性はとても高いと思います。
主だった理由を以下に記載したいと思います。

1. 変化が多い環境でスピーディな対応ができること

アイデア出しからプロダクトリリースまでを高速に対応できる

変化の多いこの時代においては、スタートアップのみならず、大企業においても”スピード”の重要性はより一層増していると思います。
これをFigmaに置き換えると、Figma 製品をご活用いただくことで、アイデア↔️プロダクトの反復作業を高速化でき、市場に対しても速やかに適応することができます。
尚、Figma自身もそういったことを大切にしており、社内にはWIP Cultureが浸透しています。

2.全員参加型経営の促進

全員参加型経営

Figmaでは、"Nothing great is made alone"(素晴らしいものは一人でできない)という言葉を大事にしており、Collaboration cultureが社内に浸透しています。

より多くの人が色んなアイデアを出すと、より素晴らしいものができる可能性は高まると思います。特にStart upにおいては、その重要性はとても高いと思います。以下は、SmartBankさんの事例ですが、その内容を体現化した良い事例だと思います。

なお、文字だけでなくて、Visualで 、静止画 (Image) でなく、動くもの (Prototype) で行うことによって、そのインプットのスピードも、質も変わってくる点も、とても大事なポイントだと思います。

3.場所や時間を選ばない

Startupにおいて環境という点も大事だと思います。
ソフトウェアを使うにしても、アプリケーションをダウンロードしないといけないのであれば、使用環境にかなり制限がかかってしまいます。
また、決まった環境でないと使えないような状況であれば、スピードに乗り遅れてしまう可能性があります。
その点、Figmaはインターネット環境とブラウザーさえあれば、世界中どこでも、いつでもご利用いただけます。また、利用いただけるだけでなく、軽くサクサク利用していただくことが出来るので、ユーザー体験としても快適です。
場所という観点においては、地方と首都圏で利用環境の差が全くないので、地方の従業員やパートナーさんと一緒にストレスなく仕事ができます。
グローバル市場で勝負されるスタートアップの方々にとっても、時差と言語の壁だけ乗り越えられれば、グローバルのステークホルダーを巻き込んで一緒に仕事ができます。

定点観測

上記以外にも沢山のメリットがありますが、やっぱり一番大事なのは、スタートアップの方々と直接お話し、理解することだと思います。
その方法は色々あると思いますが、一つの方法として、イベントに参加させていただくことはとても有意義だと考えています。
直近では、11月6日 - 8日まで福岡で開催されるB Dash Campに参加させていただく予定です。
福岡は初参加ですが、過去に2回ほどB Dash Campに参加させていただきましたので、今回で3年連続3回目の参加となります。
定点観測の意味からも、過去との違いを肌で感じたいと思いますが、現地で参加される多くの方々と一つでも多くの素敵な出会いが生まれると嬉しいなと思います。
現地に行かれる方で、このnoteをご覧いただいている方は、是非お気軽にご連絡いただけますと幸いです。

おわりに

10月には、私の地元、愛知県にも日本最大のオープンイノベーション拠点”STATION Ai”さんが誕生しましたね。
地元のスタートアップシーンが盛り上がるのは、個人的にもとても嬉しいですし、STATION Aiさんには勝手ながら大きな期待をしています :)

私個人としては、微力で何もできていませんが、今後は私の出来る範囲でスタートアップ領域においてもお役に立ちたいと考えています。
次月のnoteでは、そんな想いを記載できたらと考えています。


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