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つくえの寸法について考える

はじめましてマツムラです。

私はいまインテリアの設計と施工をする会社で働いています。

デザインが好きでインテリアデザイナーとして好きな空間を作っていけるように日々勉強中。

noteを通じてもっとデザインを身近に感じてもらえるよう記事を投稿していこうと思います。

さて早速ですが今回はコロナの影響で多くの方が在宅で仕事をしてるかと思います。
私も在宅でやるのですがデスクがなかったため急遽チープな折りたたみデスクで作業しています…。
作業しているとちょっと狭いなぁとかいろいろ感じて改めてつくえの寸法について改めて考えて見ようと思います。

はじめに

寸法と言われてもあんまり物の大きさを測るのことって多くありませんよね。
定規はペンケースの中にあると思いますがスケール(メジャー)は日常で使うことはあんまりないと思います。

でも例えば親指から人差し指の間が大体20cmとか、自分の身体の一部の寸法が分かっていれば大体の大きさを測ることも可能です。

気に入ったテーブルの寸法とか身の回りの物を測って見てください。

カフェなどを参考に

まずは机の奥行。
カフェのカウンターのようにコーヒーを飲むだけなど必要最低限の寸法はおおよそ350〜400mm。
カフェでパソコンを開いて作業をしてみたことがある人は分かると思いますが少し窮屈ですよね。

普通の食事をするのには450〜500mmとかで、むかい合わせて食事をする場合は900mmぐらい。ダイニングテーブルはこれくらいですね。

ただパソコンを使うデスクなどは700mmとかあります。もちろんパソコンを置いたりするし、後方に配線スペースがあるため大きく取られています。
これだけの大きなデスクを家にパソコン作業のために置くのはすこし難しいですよね。

次に幅(ワイド)、
1人でコーヒーを飲む程度の利用で最低限は600〜650mmくらいですかね。
あまりに狭くてなると隣の人との距離が気になりますが、カフェのカウンター席は滞在時間は短く、1人でも多く座れた方がいいのでミニマムで設計されることが多いです、(席の感覚を広げて売上が良くなるというケースもあるみたいです。)

ダイニングテーブルの4人用とかだとだいたい1200mmで肘付きの椅子など使う場合は1600mmぐらいで少しゆとりをもっています。

高さは椅子との関係性が大事

最後に高さですが、ソファーと使うローテーブル、ダイニングテーブル、またカウンターなどによって大きく変わってきます。

なので全部説明するのは大変ですが、とても大事なのは椅子との高さの関係性です。

一般的に使われるダイニングテーブルでは椅子の座面の高さとテーブル天板との間高さは250mmぐらい差があるのが標準的です。
もしテーブルを買うときは椅子の寸法を見てから考えると選びやすくなるかもしれません。

あくまでこの寸法は参考数値ですが、自分が使っているものの寸法を少し注意してみて、心地よい寸法を探してみてください。

インテリアに限らず、デザイナーは皆さん心地の良い寸法を探しています。
(寸法=デザインといっても過言ではないと思います…!)

そうやって考え抜かれた寸法が商品になり、いま私たちの生活の一部になっています。

皆さんもぜひ身の周りの寸法を探してみてくださいね。
DIYで机を作ったりしてみるのもとてもいいと思います!

初めての記事で読みにくかったかもしれませんがすこしずつうまくなっていけたらいいな。

よければまた見て下さいね〜。

マツムラでした。

↑自分のデスク

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