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沖縄の自然を感じたいならナイトゲームへ

サッカーにおけるナイトゲームは、なぜ試合を数倍面白く観せてくれるのだろう。

暗闇の中、照明に照らされて芝生の上を縦横無尽に駆け巡る選手たち以外は視界に入らなくなるお陰か、デイゲームよりも集中してサッカーを観ていられる。


FC琉球にハマってから、ほぼ毎試合のホーム戦を観に行っている。
何試合か観て気が付いたことは、ほとんどのホーム戦は土曜日19時キックオフのナイトゲームだということ。

なんでも、昼の時間は他の団体がスタジアムを使っているかららしい。
そういう緩いところが好きだ、FC琉球。


FC琉球のホーム戦は「タピック県総ひやごんスタジアム」、通称「タピスタ」と呼ばれる、タピオカ屋のような名前のスタジアムで行われる。

サッカー専用ではないため、陸上用トラックがあってその分選手たちとの距離は少し遠い。収容人数も1万5千人ほどと少ない。

サッカースタジアムとしては未だ発展途上だが、晴れの日にはメインスタンドの背後から美しい夕焼けが広がって、沖縄の壮大な自然を感じられる。

海沿いで直接海は見られないが、ほんのり潮風が漂ってきて、「今日もエキサイティングなプレーで魅せてくれるのだろう」と心が浮き立つ。


FC琉球が発展していくにつれて、メインスタンドも拡張されて夕焼けが見られる範囲も狭くなっていくのだろうか。

そう思いながらシャッターを切る。

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燃えるような夕焼けのなかキックオフ時間を迎える、FC琉球の「タピスタ」。カメラを構えながら、点を決まらないか内心焦る。

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