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梅雨が明けなければいいね

沖縄の梅雨は快適だ。

移住してきて初めてむかえる梅雨の季節は、蒸し暑くて湿度が高いと思っていたから、なんだか拍子抜けする。

梅雨入りしたのに、ほとんど雨が降らない1週間もあった。
取材や撮影が入っていたので非常に助かる。ありがとう。

さすがに梅雨の後半は雨が続いたが、驚くほど湿度が低くて涼しい。ちょうど良い体感温度だし、洗濯物もよく乾く。


梅雨でこの湿度感なら「すぐに沖縄の気候に馴染めるな」と余裕な私だ。
1ヶ月住んだクアラルンプールではもっと湿気がひどかったから、湿度の高さには耐性は付いている。
なんといっても、外では5分も歩きたくないほどの湿度。Grabはもちろん、出前のGrab Foodにも手を出してしまって、明細が溜まった。

沖縄に希望を持って移住して、結局すぐに帰ってしまう人は多いと聞く。
いくつか理由はあるが、湿気の高さや気候に慣れることができない人がいるらしい。

湿度が高い場所が嫌いな私には、沖縄移住の一番の不安点だった。
だから、クアラルンプールで修行しておいて良かった。

結局、快適な湿度の梅雨だったし、梅雨以上に湿度が高いなんてことはないだろう。
常夏のセブ島にも住んでいた経験もある。沖縄移住の障害はなくなった。


2019年の沖縄は、6月29日に梅雨明けをした。
ウソだろ、いきなり湿度が高い。外を歩くだけで滝のように汗が出る。
常にお湯が張った風呂場にいる感じ。

むしろ、クアラルンプールよりも湿度が高い気がする。
Grabがない分、沖縄の方が厄介だ。というか自分の車もない。

どうやら、今年の梅雨は異常に湿度が低くて快適な梅雨だったようだ。
「沖縄の梅雨と夏はこんなもんじゃないからな!」とウチナンチュに言われた。


湿度高いから家から出たくないと思ったが、久しぶりの快晴にはさすがに嬉しくて、首里城周辺でぶらぶら写真を撮ってくることにする。

あえて首里城内部には行かずに、周辺の穴場スポットやなんでもない場所を撮っていく。
すぐに汗だくになったが、撮ってるうちに楽しさが上回ってきた。
単純な性格で良かった。

それに湿度が高くて暑いほど、ブルーシールアイスクリームは美味くなる。
ブルーシールアイスクリームを食べながら、晴れて湿度の高い沖縄を歩くと「移住してきたんだな」と実感が湧く。

いよいよ、沖縄に来て初めての夏。
今年は浴衣撮影をたくさんする。キャンプもBBQもやろう。


そんな気持ちで気分良くフォトウォークから帰ってきて、バス亭から家まで歩く10分で、白Tシャツが透けるほど汗をかいた。

ああ、やっぱりこんなに湿度が高いなら、梅雨が明けなくて良かったな。

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梅雨明けの首里城周辺で食べた「ブルーシールアイスクリームのピスタチオ味」。
このあと盛大にこぼしていた。

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