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伝えると伝わる

この2つの言葉の違いについて、

・伝える
 ▶︎ 一方通行の(一方的な)情報伝達
・伝わる
 ▶︎情報を受けてアクションが起きる

と理解しています。

この2つの違いはドコにあるのか・・・は以下の2つだと思います。

1.受け手のことをどれだけ意識して、情報発信するか
「あれも伝えたい、これも伝えたい」という受け手を考えない発信頻度や情報量の多さは、教科書に線ばかりを引かせて、結果ページのほとんどが線だらけになっている授業と全く同じです。

さらには、平易さや身近さをアピールするが故の表現手法などは、ややもすると、受け手が「非礼」を感じるようなこともあるでしょう。例えるなら、距離感が掴めていない学生をあだ名で呼ぶような感じと言えばいいのでしょうか・・・。

これで、アンケートのようものを実施して、受け手の声を拾って改善していく・・・となればよいのですが、アンケートそのものが肯定的な声にしかならない役人が作るような仕様になっているなど、否定的な声に対して目を向けることができないとなると、もう末期症状です(苦笑)

2.目的と手段を勘違いしない
Webサイトなどがわかりやすいと思いますが、情報発信するための1つの「手段」でしかなく、ビジネスであれば、商品やサービスを告知して「顧客を増やして収益を上げる」だったり、官公庁であれば「周知してアクションを起こしてもらう」などの目的のために存在しています。

しかし、ここを勘違いしてしまい、発信することそのものが目的になってしまうと、前項のような展開になってしまい、目的を達成することは出来なくなってしまいます。もちろん、そうなると、商品やサービスを継続して提供できなくなるのは言うまでもないですが・・・。

現在、支援をさせてもらっている組織や団体の方々には、このようなことを実践していただいているので、当初の目標値を遥かに超える結果が出ている旨の話を伺っています。

受け手にアクションを起こしてもらったり、理解をしてもらうためにやるべきことは、まずは「実直な行動(やるべきことをじっかりやる)」だと思います。

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