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CUP 4:コーヒー と スペシャルティ

こんにちは!

前回は、コモディディコーヒーについてお話しました。今日は、その逆に位置付けられている、スペシャルティコーヒーをテーマにしたいと思います。今回は個人的な解釈が入っているため、一般的なスペシャルティーコーヒーの捉え方とは、ズレていますが、あくまで一つの考えだと思って、読んだいただけると幸いです。

スペシャルティコーヒーって?

日本スペシャルティコーヒー協会のHPによると、スペシャルティコーヒーとは、『「消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。』とあります。

本来の定義は、もっと長いのですが、今回はこの2文だけ引用しました。気になる方は、調べてみてください。

この定義からすると、大事なのは、コーヒーの出来上がりの状態が重要となります。コーヒーの液体が風味良くなるには、農園での栽培方法や、収穫、選別、輸送、焙煎、抽出などといった工程が、とても大切になってきます。コーヒー豆が生産者から、消費者まで行き届く間に、かなりの品質管理が行われます。

コモディティコーヒーとの違い

コモディティコーヒーとの異なることは、圧倒的に、市場に流通している数が少ないということです。コモディティコーヒーは、コーヒー市場の約95%というのに対し、スペシャルティコーヒーは、約5%ほどしかありません。これだけでも、スペシャルティと名前がつく理由が理解出来ますよね。

そして、さらに言うと、コーヒー豆の生産者が誰なのかが分かるということです。コーヒー豆を買う時、農園主や、生産地区ごとで作られた農業組合など、誰が作っているのかが、わかります。そして、いつ収穫されたものなのかも、知ることが可能です。

また、スペシャルティコーヒーとして売られているものの多くは、どこかの品評会で入賞したものであったりすることが多いです。品評会とは、コーヒーのコンテストのようなもので、審査員が、それぞれの農園のコーヒー豆に点数をつけていきます。100点満点中80点以上のものが、スペシャルティコーヒーといわれています。

私が思うスペシャルティコーヒー

ここまでが、よく知られているスペシャルティコーヒーのことです。ここからは、私なりのスペシャルティコーヒーの考えを話していきたいと思います。

まず、スペシャルティコーヒーの定義は、実は曖昧だ、ということです。

というのも、スペシャルティコーヒーという名前は、実は法的根拠がありません。そのため、団体が異なるだけで、スペシャルティコーヒーの意味が、それぞれ違ってきます。

生豆の状態がスペシャルティという団体もあれば、焙煎した豆の状態を指すこともあります。そして、はじめに引用した定義では、カップに淹れられたコーヒーのことだと、言われています。

正直、細かいです。笑

カップに淹れられたコーヒーだけで考えてみると、こんなことも言えるのではないでしょうか。

例えば、淹れられたコーヒーは時間が経つと酸化していきますが、スペシャルティコーヒー店で、プロが淹れてくれたスペシャルティコーヒーが、30分後には、スペシャルティではなくなってしまった!、ということも考えられます。笑

また、スペシャルティコーヒーの豆を、自分で買ったが、プロではない私が淹れると、それはスペシャルティコーヒーではないのでは?、といった疑問が、たくさん出てきます。

私の頭はパニックです。どれが、スペシャルティコーヒーなの?!と、叫びたくなってしまいます。笑

しかし、伊藤亮太氏の「常識が変わるスペシャルティコーヒー入門」を読んで、その疑問に答えを出すことができました。

それは、スペシャルティコーヒーの定義は、唯一、生豆の時に可能だということです。

「あれ?」

「今までの品評会とか、80点以上のコーヒーって、なんだったの?」

と、思う方もいらっしゃると思いますが、私はこれはこれで納得してしまいました。笑 これは、少数派の意見のため、一つの考えだと思っていただけると嬉しいです。

そのため、私はコーヒーを飲むときは、「スペシャルティの生豆を使った、コーヒー」と、思って、今は捉えています。

これが、スペシャルティコーヒーに対する、私の今の考え方です。

この記事を読んでいるみなさんの中にも、それぞれのスペシャルティコーヒーに対する考えを持っている人も、いらっしゃると思います。もし、良ければ教えていただけると幸いです。

私は、まだまだコーヒーに対して未熟者なので、これからもより一層、理解を深めていけたら、と思っています。

以上が、私の思うスペシャルティコーヒーについてでした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

次回は、1週間飛びまして、6月22日更新予定です。


○引用
一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会HP 「スペシャルティコーヒーの定義」
< http://scaj.org/about/specialty-coffee > (最終アクセス 2020年6月8日)

〇参考文献
ジョナサン・モリス[2019]「コーヒーの歴史」原書房
ペトリ・レッパネン ラリ・サロマー[2019]「世界からコーヒーがなくなるまえに」青土社
伊藤亮太[2016]「常識が変わるスペシャルティコーヒー入門」青春出版社
マーク・ペンダーグラスト[2002]「コーヒーの歴史」河出書房新社


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とあることで、コーヒー農園でボランティアをすることに決める。珈琲に関して学んだ、ちょっとしたマメ知識を共有。毎週月曜日更新予定。
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