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【20】日本でのワクチン接種とカンボジア隔離生活

2021年4月21日 日本に一時帰国した。

前回の記事で書いたように今回の目的は
幾つかあるプロジェクトの資金調達だ。

それと同時に自分を応援してくださる投資家さんとの
コミュニケーション構築に時間を注ぎたい。

しかーし…❗️

なんと自主隔離後の最初の飲み会でコロナに感染…
軽症とはいえ症状は思ったよりもキツく、
大切な滞在期間を半月ほど失う事になってしまった。

味覚と嗅覚は1ヶ月ほど戻らなかった。
症状が出ると本当に大変なのでワクチンは出来る限り
打った方が良いなと経験から悟った。


ようやく行動が開始できたのは5月の中旬からだった。
北海道、仙台、東京、愛知など各地をまわり
色々な投資家さんとお会いする事が出来た。

前回の記事で書いたように
海外投資は「魅力的な案件」よりも「魅力的な人」が
投資をする上でのポイントとなる事が多い。

カンボジアという国はそもそも情報が少ないため
投資案件のエビデンスを取る事が難しい。

本来は渡航して実際にカンボジアという国を
自分の目で見て投資される方が多いのだが、
今はこのような状況下なので海外渡航は難しい。

それもあってか最終的な投資可否の判断は、
やはり「人」に委ねられる。


そのため投資家の方々と複数回お会いして対話を重ね
お互い納得のいく条件で出資をいただく事となった。

僕はかなりの人見知りなため、
初めてお会いする投資家さんとの会話を
盛り上げることは決して簡単ではなかったが、
逆に案件を売り込まないスタイルが好印象だったようで
気に入っていただけた。

千葉にある実家での生活も含めて
最終的に4ヶ月間ほど日本に滞在した。

これ以上日本にいるとご飯も美味しいし
居心地が良すぎて帰りたくなくなるので、
9月に飛行機を抑えてカンボジアに戻ることにした。

また、カンボジアのワクチン接種は中国製が主流で
有効性に疑念があったため、日本で打つことを考えて
在外邦人向け(日本に住民票を持たない海外に居住
している日本人)のワクチン接種を予約した。

ファイザー社製のワクチンを
一回目は8月の月初。
二回目は8月の下旬に成田空港にて接種した。

ともに副反応はあったがコロナに感染した経験からか
あまり辛くは感じなかった。

これによってスーパープロテクション状態になり
ワクチンパスポートも手に入れて万全の状態で
日本に帰国する事となった。

最終的に今回は

-欧米人の友人が運営するレストラン事業への経営参入
(所有権33.3%の買収)計4店舗

-自身のフランチャイズ店舗の所有権100%買収

-その他マイクロファイナンスなど投資家の資産運用

などに調達した資金を充当した。

covid-19の陰性証明書の取得ならびに指定された
海外保険に加入して9/5にカンボジアに戻った。
これから隔離生活14日間がスタートする。

前回コロナ禍で日本に帰国してカンボジアに
再渡航した際は隔離ホテルが選べなかったのだが、
今回は幾つかのホテルから選択出来るように。

宿泊したのはラッフルズホテル。
14日間部屋から一歩も出られない生活はすごく大変
なので、通常のホテルよりも少し値段は高くなるが
クオリティ重視で有名なホテルを選んだ。

こちらのホテルは14日間+PCR検査代などで
約$2,400ほどだ。
ランダムホテルの場合は$2,000のデポジットが
空港にて必要になるが、殆どのホテルは$1,500ほど
で賄えるためお釣りがくる。

それに比べるとやはりクオリティが高いだけあって
料金も高く設定されている印象だ。


ちなみに執筆現在すでにカンボジア渡航時の
隔離期間は3日もしくは7日に短縮された。
(ビジネスなのか観光なのかで異なる)

こちらが隔離中の食事。

部屋から出ることが出来ないため朝昼夜と1日3回
定時に食事が配給されドアの前に置かれる仕組みだ。

食事は可もなく不可もなく、以前に宿泊した
隔離ホテルよりはだいぶマシだったように思える。

14日間、部屋から一歩も出られないというのは
本当に大変なものだ。

そのため毎日のスケジュールを決めて
ルーティンで14日間を回すのが自分には合っている。

朝起きて、朝食食べて、筋トレして
シャワー浴びて、昼食食べて、仕事して
夕食食べて、ネットサーフィンしながら酒飲んで寝る。

これを毎日繰り返していたら
日にちの感覚がなくなって14日間が意外と早く過ぎる。

他のスタッフとの接触を避けるため室内清掃も14日間
入らないが、シーツの交換などはしてもらえる。

14日間の隔離生活の最後に再度PCR検査があり
翌日に検査結果と陰性証明をもらって隔離解放となる。

こうして2021年9月19日に隔離解放となった。

これからは自分が投資をした事業をどんどん成長
させていく事がメインとなる。

つづく…


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