見出し画像

「天北野原㊤」三浦綾子さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)

なんと!!
だいぶ前に読んでいたこの作品、
読み方がわからなかったが
「てんぽくげんや」だった!!
あまきたのはら、とか思ってた
私のバカ!

そもそも、主人公、貴乃を
なんと呼ぶか、フリガナがないので
わからなかった。
姉が菊乃で、「おきく」、だから、
貴乃は、たかの、で、「おたか」、
かな、と思っていたら
貴乃=きの、とな!!
フリガナ、ふっておいてくれーー。

この作品、人間のすれ違いや
勘違いが多い。
三浦さんのキャラは、激しい人が
多いなー。

思い込みや誤解で、めくるめく人生を
変えていく。

貴乃は、孝介と婚約していたけど
完治にレイプされ、結局
結婚して、三人の子持ちに。

樺太から帰ってきた孝介は
完治の妹、あき子を娶るという
復讐劇。あき子は処女妻のまま。
完治が悪いのに、孝介はあき子と
いう犠牲を出してまで、貴乃に
近づきたいのか。
男の心理って、そんなもんかな・・・。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?