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関西人の三擬音(エッセイ)

関西人は
擬音語が好きだ。

「あの人、なんか、スッとしてはる」

といえば、相手が
たいした根拠もないのだが、
なんとなく小キレイにしている
様を表している。

私はニャンコに
しゃべりかけるとき、
たいてい、擬音語を三回重ねる。

例えば、台風のとき、
窓辺にいる猫に、
「そんなとこおったら
ガシャーン、ブス~、ニャゴ~!
やで」と。

つまり、
風でガラスがわれて、
それが刺さって
痛い目に合うよ、
ということ。

猫は脅かされていることは
わかるのか、イカ耳になり、
神妙にお説教を聞いている。

擬音で十分、意思疎通が図れるのだとわかる。

注)関西人と書きましたが、
  吉本新喜劇地帯の大阪市内に
  限るかもです笑。

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