英語多読をするのに最適な端末は?

先日書いた、初めての記事を読んでいただきありがとうございます。松井さんが紹介してくれたおかげですが、それでも嬉しかったので、次の記事を書いてみることにしました。
Brighterへの留学を終えてからも、英語多読を続けてますが、今回はどの端末で読むのが良かったか、色々試してみた感想を書きます。

ペーパーバック vs 電子書籍

学生時代は、洋書はペーパーバックで読むのが当たり前でしたが、今は少数派なのではないでしょうか?紙の本の場合、わからない単語があった時に、辞書を引くのが面倒なのが欠点です。自分自身も途中で挫折した本が多いです。昔、ペーパーバックで読んだときは、Holesでさえ挫折した経験があります。あんなに面白いHolesを挫折してしまうなんて、今では考えられません。それだけ、辞書を引くのが苦痛なのです。今なら電子書籍一択でしょう。では、どの電子書籍を端末で読むのが、読みやすいでしょうか?私の場合、次の3つを併用してます。

1. Kindle paperwhite
2. iPhone 11 pro
3. iPad pro

Kindle paperwhite

⭕️視認性・目の疲れにくさ
⭕️読書への集中
❌辞書機能

電子書籍を読む機能しかありませんが、それが故に読書に集中できます。電子インクなので、屋外でも視認性がよく、目が疲れません。また、辞書が内蔵されているので、分からない単語を長押しして調べることができます。

ただ、この辞書機能、あまり融通が効きません。例えば、「threw」を調べた時、「throwの過去形」と表記されていて、知りたい単語の意味にダイレクトに辿り着くことができないことがあります。辞書機能を起動するのにワンテンポかかるのもマイナスです。ただ、それを上回るだけのメリットもあるので、私の場合、ほとんど辞書を使わなくても読めるような洋書や日本語の本は、このKindle paperwhiteで読みます。

iPhone 11 pro

⭕️携帯性
⭕️辞書機能(物書堂辞書との連携)
△目の疲れにくさ(ダークモードの場合)
❌読書への集中

Kindleアプリを使えば、どこでも読書ができます。通勤中などちょっとしたとスキマ時間に読むのに最適です。Kindle内辞書の他、「物書堂」の辞書も使えるのが便利です。「クリックボード検索」をオンにしておけば、分からない単語を選んでコピーするだけで、調べることができます。物書堂の辞書については以下の記事が参考になります。

目の疲れにくさは、電子インクである、Kindle paperwhiteに劣りますが、iPhone 11 proは有機ELなのでダークモードにすると、目への負荷はかなり抑えられると思います。ただ、つい他のアプリを使ってしまうので、読書へ集中できないのが、欠点です。

iPad pro

⭕️辞書機能
⭕️画面の大きさ
❌携帯性
❌目の疲れにくさ

同じKindleアプリを入れておけば、どこでも読書ができます。という言うものの、それなりにかさばるので、もっぱら家用です。iPhoneアプリと読んだ位置は同期できるので、途中から読み続けることができます。物書堂の辞書との連携もより便利になり、クリックボード検索とsplitviewを合わせると、多読がとても捗ります。(下の画像はimmigrantsをクリップボード検索したときのもの)

画像1

画面は液晶なので、目への負荷は他の二つに比べて大きいと思います。寝る前の読書には向きません。

結論は?

一押しは、Kindle paperwhiteです。単語を調べること必要がなければ、これに勝る読書端末は他にありません。ただ実際には、辞書を使う必要があるので、iPhoneと iPadを状況に応じて使い分けてます。

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