【2020シーズン】マリノスシーズン年表

1月~4月の主な出来事

1-4月

■1月
・石垣島キャンプ
・宮崎キャンプ

 毎年恒例の石垣島キャンプ宮崎キャンプが行われました。選手獲得については12月中に落ち着いていたので、スムーズにキャンプへ入れたと思います。

 この頃はまだCOVID-19による制限はなかったので、見に行ったファン・サポーターの方もいたはず。新加入選手を中心に、大きな期待を胸に抱いていたことだったでしょう。

■2月
・FUJI XEROX SUPER CUP参戦
・AFC Champions League(ACL)開幕
・J1リーグ開幕

 昨季リーグ制覇を成し遂げたことにより、いつもよりちょっと早くシーズンが始まりました。最初はFUJI XEROX SUPER CUPで神戸と対戦。このときのトピックは、Jリーグマスコット総選挙でマリノスケが1位を獲得したことと、PK戦で両チーム合わせて9人連続外したことでしょう。どちらも衝撃的でした…

 次は6年振りに挑むACLが開幕します。アウェイ全北戦、ホームシドニー戦で素晴らしい試合を披露。アジアの舞台でもマリノスのサッカーが通じたことで自信を持てるようになりました。

 ここまで3試合を消化し、ようやくJ1リーグが開幕します。前年王者としてホームにガンバ大阪を迎えた試合。相手にガチガチに対策され、惜しくも負けてしまいました。「これが王者として迎えるシーズンか…」優勝したからこその難しさを痛感しました。

■3月
・COVID-19によってJリーグが中断
選手会長、副会長が決定(渓太、喜田、オビ)
・トレーニングマッチ実施(東京V、水戸、YSCC横浜)
實藤がアビスパ福岡から加入

 この時期になってCOVID-19の感染が日本中に蔓延し始めます。Jリーグもこの影響を受け、3/15までのリーグ戦延期を発表。しかしそこでの再開も困難になり、3月中の全試合延期が決まりました。

 試合がないため、我々ファン・サポーターは練習試合の結果をニュースで知ることくらいしか情報が入ってきませんでした。レギュラー争いはどうなっているのか。写真で妄想する日々が続くことに…

■4月
・トップチームの活動が休止

 その後、緊急事態宣言が出るまで事態が深刻化。Jリーグは長期の中断に入ることが決定しました。それに合わせてトップチームも活動を休止。顔を突き合わせて練習ができない状況でしたので、コンディションの維持は各々の努力に依っていました。これは中々にしんどかったと思います…

5月~8月の主な出来事

5-8月

■5月
STAY STRONG TOGETHER プジェクト始動
天野小池がロケレンから加入

 COVID-19の世界的蔓延を受け、横浜F・マリノスはSTAY STRONG TOGETHER プロジェクトを始動します。

 チャリティーグッズの販売。専用ホームページの作成。スポンサーやパートナー、ホームタウンにあるお店の商品販促などなど。この苦境を皆で乗り越えようと様々な施策を打ち出しました。

■6月
チアゴ再来日のお知らせ
津久井がユースからプロ契約決定&二種登録

 6月は中断期間中ということもあり、落ち着いた時期でした。そんな中、怪我でブラジルへ帰国していたチアゴが再来日するというニュースが入ります。帰国するだけでニュースになる男。「チアゴが帰国したぞ、他のチームの皆よ、震えて眠れ」そんなメッセージが込められていた気がします。

 また、マリノスユースの選手である津久井とプロ契約を結びました。高校在学中でプロになるのはクラブ史上初という快挙。このニュースはマリノス界隈を大きく騒がせました。

■7月
・J1リーグが再開
渓太がウニオンベルリンへ移籍
池田がSC相模原へ移籍

 この時期に、ようやくJリーグが再開しました。J1リーグは7/4から試合を行うことに。再開までの経緯は以下にまとまっています。

 最初は無観客試合での再会でしたが、徐々に観客を入れるようになります。チーム、ファン・サポーター共に厳しい制約の下、新しい観戦スタイルへの適応が求められました。

■8月
ジュニオール・サントスが柏から加入
大然が松本山雅から加入
・育成型期限付き移籍の権利を行使し、詠太郎をSC相模原から呼び戻す
杉本山本オビの4選手がレンタル移籍
・魔の22連戦が開始

 今季の夏は選手の動きが活発でした。まずは加入から。柏からサントス、松本から大然がそれぞれレンタルで加入。また、ウイングの補填として、育成型期限付き移籍していた詠太郎を呼び戻します。「なぜこの時期にセンターフォワードを?」と思いましたが、その後の活躍ぶりを見たら納得。特にデビュー戦最初のゴールは衝撃的でした…

 中断期間で實藤、天野、小池を獲得したことにより、スカッドからあぶれる選手がチラホラ…そんな彼らは出場機会を求めてレンタル移籍することに。

 また、年内にリーグ戦を終えることと、ACL集中開催に備えてJリーグが日程を再編成。その影響で生まれた『魔の22連戦』がこの月から始まりました。

9月~12月の主な出来事

9-12月

■9月
・ルヴァン杯決勝トーナメントから参戦
仙頭が京都にレンタル移籍

 ACL出場のため予選を免除されていたルヴァンカップが開始。今季は1発勝負。ノックアウトラウンド最初の相手は前年ファイナリストの札幌でした。PK戦の末、なんとか勝利。あと2勝でタイトルというところに進めました。

■10月
・神戸戦と柏戦で押し込むも点を決められず敗戦
高丘が鳥栖から加入
・育成型期限付き移籍の権利を行使し、オビを栃木から呼び戻す
パギが鳥栖へレンタル移籍
エジガルが長崎へレンタル移籍
・魔の22連戦が終了

 今季はCOVID-19の特例措置として、この時期も移籍ウィンドウが開いていました。そこで獲得したのはなんと高丘。他チームの主力をこの時期に引っこ抜くという、大変衝撃的な移籍でした。

 また、パギやエジガルがそれぞれ出場機会を求めてレンタル移籍します。来月から始まるACLの外国籍枠の都合上、彼らは必然的に試合に出れない状況に。選手の価値を示すためにも、試合に出れる環境の方がよいという双方の判断だったのでしょう。合理的すぎる移籍は、サポーター間にちょっとした波紋を呼びましたよね。

■11月
・早くもホーム最終戦を迎える
・ACLが再開(カタールで集中開催)

 異例となった今季のスケジュール。11月半ばに早くもホーム最終戦を迎えました。ほんとに早い…

 月の終わりごろからACLが再開。カタールでの集中開催ということで、同じ場所で中2日で試合を行うことに。これもほんと厳しいスケジュールでした。ACLに関しては以下にまとまっています。

■12月
・ACLトーナメント初戦で敗退
・J1リーグ最終戦を実施

 善戦したACLは、決勝トーナメント初戦で水原に敗退してしまいました。リーグ戦の事前順位も中位。実質的に最後まで残っていたタイトル獲得の可能性が消滅してしまいました。

その後帰国し、リーグ戦最終節に臨む。この試合はアスリートトラックが適用され、帰国後の隔離がありませんでした。そのため、十分なトレーニングを積むことができ、準備万端で試合を行えました。

 簡単に振り返ってみても、激動の1年だったと思います。無事にシーズンをこなすことができたのは、クラブに関わる全ての人の努力の賜物でしょう。皆さん、ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

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