【第11回】まとめる技術

<講義からの学び>
①まとめる技術とは:複数ある事実から何が言えるか、メッセージを抽出すること。
ポイント1:ピラミッドストラクチャー。課題に対する結論を複数の要素が支える構造を表現
ポイント2:So What/Why So。結論を頂点に、縦方向にSo What/Why Soの関係。課題に答えるための事実がMECEに並ぶ。
ポイント3:結論を支える論理展開。帰納法(事実⇒結論)と演繹法(A=B、B=C⇒A=C)をよく理解しておく。

<ミニワーク>
お題:2018年、ゴディバジャパンはバレンタインデーのPRの一環として、「日本は、義理チョコをやめよう。」とPRしました。なぜ、このような広告を掲載するという結論を導き出したのか?自分自身がゴディバジャパンのマーケティング責任者になったと想定して考えてみてください。

感想:ゴディバの義理チョコ廃止提案の分析は面白かった。ほぼ想定した通りの理由でしたが、この広告を打った後、すかさず有楽製菓(ブラックサンダー)が義理チョコ文化応援のツイートをしているという事実も興味深いです。自社の強みをどう生かすか、私自身は、義理チョコにかける値段が下がれば、本命チョコに回される金額も上がるのではないかと思うので、客単価を上げる(利益率を上げる)戦略だと考えました。ゴディバにとって義理チョコ市場は単価を下げないと戦えない市場で、ゴディバのブランドイメージを毀損する可能性なども考えたのかななどということも考えました。

<参考記事>
「義理チョコをやめよう」ゴディバのバレンタイン広告に賛否の声 狙いは?
https://www.buzzfeed.com/jp/harunayamazaki/godiva-girichoco?utm_term=.kb4XVPKpE#.dtLEmdlP8
「義理チョコ」やめよう。「送別会」ももうやめよう。日本人が調和を見直すとき。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/giri-choco_jp_5c63b62de4b07115222b46e4

<私の気づき>
・ミニワークに取り組んでみて、自分は帰納法で考えるときに事実をMECEに洗い出すということが必ずしもできていないと感じた。もちろんもれなくダブりなく事実を洗い出すのは簡単ではないが、少なくともMECEを意識して事実を挙げる必要があると感じた。

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