第13回:(危機の時代の) Virtual Team LeadershipとResilient Leadership

<講義からの学び>
①Virtual Team Leadershipの肝:健康、節目を作る、締め切りをきちんと作る。プロジェクト管理する。コミュニケーションを意識的に頻回に。
②Resilient Leadership:Respond(危機に即応、危機を乗り切る作戦と体制のデザイン)、Recover(作戦を適宜修正しつつ実行し、危機を克服)、Thrive(ポスト危機、今であればAfter Coronaをデザインする:希望の持てる今より良い未来を)
③Resilient Leadershipの4原則:目的・ビジョンにそってソフトとハードを組み合わせよ、スピーディーかつ連続的な判断をせよ、自分の言葉で透明かつ情熱的に語れ、長期視点をキープせよ

<宿題>
Q1: リモートワークとF2Fワークの違いは何か?
A1: ジョブ型、成果主義。成果をきちんと可視化、共有する必要がある。コミュニケーションの質が変わる。質問力、コメント力が問われる。隙間時間が無い。ワークとライフの境が曖昧になる。
Q2: 安倍首相のスピーチ(4/7)、内容は悪くないが心に響かない。なぜか?
A2:
Q3: 気に入った国家リーダーを一人選び、その人のリーダーシップから学ぶべき点を記述してください。
A3: Cuomoニューヨーク州知事。その時点で収集できるデータ(事実)に基づいて彼自身の言葉で、達成できていること、達成できていないこと、今後の見通し、改善すべき点などを隠すことなく誠実に毎日発信している。国民、市民として一番嫌なのは、情報を隠されること、何か裏があるのではないかと感じること、サプライズがあること。論理的で、かつ人間味あふれる彼のスピーチは、このリーダーに付いていこうと思わせられる。
Q4: 危機の際、国家の最高リーダーが発揮すべきリーダーシップの中で、最も重要なポイントは何か?
A4: 指針、ビジョンを示すこと。どういう根拠、理由で(Y)、何処を目指すのか(W)、そのために何を求めるのか(H)。これらを事前に明確にする必要があると思う。日本のトップはビジョンを示さないので不安を感じる。
Q5: 危機のリーダーシップと平時のリーダーシップで、共通点は何か?それぞれなぜそうか?
A5: 共通点は「決める」ことと「説明責任」を有すること。どこに向かうのか、なぜそうするのか、をリーダーは自分の言葉で語れる必要がある。危機のリーダーシップでは平時に比べて判断の頻度、難易度が上がる。限られた情報から仮説を立てて仮説に基づいて判断し、間違っていたら躊躇なく判断を変更する勇気が必要である。

<私の気づき>
・リーダーには心労が絶えないと思う。統率する組織の生活、命を自分の判断が左右するのだから。だからこそ、事実、情報に対して誠実に対面し、その時に最善と思える判断を仮説に基づいて実行していく知力、胆力と勇気が必要だと感じた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?