第9回:成長論・学習論

<講義からの学び>
①VUCA時代向き「能力」はYWH型で流れる思考・行動。本講義ではW(performance:Skill/Knowledge)の伸ばし方を学ぶ。Wは言い換えれば情報のつなぎ方。
②Y(構想Koso)⇒W(構造Kozo、行動Kodo、口動Kodo)⇒H(tools)⇒結果を出す。価値創造する「主人公」化。自分の視点で捉える練習。
③まだらネット:情報をつなぐ専門性(緑)、縦につなぐ統合(青)、横につなぐ連携(グレー)。
④VUCA時代に必要な能力:変化にオープン(Growth mindset)、多様な能力を活かす組織能力(Collective Intelligence)、各個人がリーダーシップを発揮する(3 LINKs:多対多をつなぐ)
⑤「専門性」学習の3ポイント:深さ、広さ、フロントライン。守破離。1. まず一つの分野の専門性を習得。⇒2. 専門性の幅を広げる。⇒3. 専門性で創造する
⑥「専門性」学習・独習のポイント:情報パターンを体系的に蓄積
1、専門性の分野を決める
2、目的を定める
3、教科書・コースを選ぶ
4、独習プランを練る
5、毎朝何をするか確認する
6、実際に学習する
7、アウトプットを生み出す/Feedbackをもらう
⑦専門性(W: Performance)は、それ自体がYWHやHWYで構成される。専門性を学ぶ際に目的・手段関係(規範:YWH)や原因・結果関係(科学:HWY)を理解するように努めれば、情報がつなぎやすくなる。
⑧統合力を鍛えるには(Vision⇒Organization⇒Motivation):
1. Lead by Taking a Speaker's Position
2. A Leader Thinks Loud
3. 3 Beats Facilitate Thinking Loud(ポイントは3つまで、1. State as is⇒2. Tell the Goal⇒3. Describe how to fill the gap)
⑨連携力のコツ:1. Give&Take (YWHで比べ、お互いの強み弱みを補完する)、2. Find a Sweet Spot(相手の欲しいところにそっと手を突っ込む)、3. Shift to One Project/Develop Wider Network(ネットワークを広げる)

<宿題>
Q1: 連携力が統合力的になるのはどういう場合か?
A1: 規模を拡大する必要性が発生した場合。
Q2: 統合力が連携力的になるのはどういう場合か?
A2: 産官学連携。別の文化を持つある程度成熟した組織が協力して何かを行おうとする場合。

<私の気づき>
・リーダーには専門性をつなぐ力が求められる。情報をつなぐ専門性、縦につなぐ統合、横の連携力などあるが、そのいずれも、自分の専門性、相手の専門性を「YWH」で分解し、そのどこに強みがあって、どこに弱みがあるかを理解し、それを的確に理解してGive&Takeでつなぐという話が一番心に残った。

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