第6回:組織モデルとしてのGoogle/Facebook

<講義からの学び>
①Google/Facebook:グレー企業の代表であるこれらの企業について研究してみる。
②ラリー、セルゲイ:大学院(スタンフォード)を去りたくなかったので一度Googleを売却しようとした。まるで大学院で好きなことをできるような企業に。…というのが創業の精神(大学院カルチャー)として根付いている。
③Googleの強み:htyy値y場プロジェクトを遂行する職場であり、社員は会社に貢献することを通じて成長できる。「世界を変える権限」を手にできる。他の社員が創業者としてふるまう余地を意識して残した(Ownership)。
④Googleが大事にしていること:「画期的なイノベーション創出」このために優秀で協働する人材を集め、野心的な目標を設定し、その達成に向けてチームで協業する。
⑤Google's Culture:Mission、Transparency、Voice⇒すべて「情報の民主化」に基づいている
⑥野心的な目標:Think 10×, not 10%、10%の改善ではなく、10倍にすることを考えよ(ムーンショット)
⑦OKR(Objectives & Key Results)、CFR(Conversation, Feedback, Recognition)、Reward/Promotion:Peer Review、複数のManagerによる評価。マネジャーとの真摯で深い会話、同僚から改善のためのFB、様々な貢献に謝意表明
⑧FacebookのMVV:Mission⇒Bring the world closer together(世界のつながりをより密にする)、Vision⇒build a Privacy-Focused messaging and social networking Platform、Value⇒多様な表現を許容する。1. Focus on IMPACT(やらないことを明確にする、ミッションにインパクトがあるか?)、2. Move fast、3. Be Bold、4. Be Open(Feedback is a gift + Hard Conversation)、5. Build Social Value

<宿題>
Q1: Googleの参考資料で関心を持ったポイントは?それはなぜか?どのように活用できるか?
A1: 従業員一人一人が、「世界は変えられる、そのために重要なことをしている。有意義でインパクトのあるプロジェクトに携わっている」と思って活動するための環境、プラットフォーム、キャンパスを提供するのがGoogleという会社。第一に「会社の利益のために」というのではなく、個人個人の自己実現を、共通のビジョンのもとに実行していった結果、結果的に会社の利益につながる。この考え(会社のSocial化)には学ぶところが多い。
Q2: 自分が関係している組織と、グレー企業のどちらで働きたいか?それはなぜか?両社の最大の差異は何か?非グレー企業にとって、グレー企業からの最大の学びは何か?
A2: グレー企業に働きたい。毎日を楽しく、かつ成長を実感しながら働けそう。グレー企業は(会社のミッション、ビジョンに沿ってではあるが)社員の自己実現ファースト。社員一人一人が一人旅をしながら仲間を増やすような仕組み、取り組みを取り入れている。

<私の気づき>
・会社も人の集まりである以上、社員一人一人が猛スピードで成長していくような仕組みを取り入れておけば、会社も自然と成長する。仕組みとして会社を成長させる仕組みが構築されているという点に衝撃を受けた。既に巨大企業になったGoogle/Facebookが、さらに成長を加速していったらいったいどんな企業になってしまうんだろうと思った。

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