第3回:状況別リーダーシップのスタイル

<講義からの学び>
①状況別リーダーシップ:すべての状況でベストになるようなリーダーシップはない。状況別に最適なリーダーシップのスタイルを取る必要がある。有事のリーダーシップと平時のリーダーシップは違う。
②リーダーシップの種類:Directive(指示的)vs Interactive(相互関係的)
③マネジメントとリーダーシップ:
マネジメント;仕組みで人を動かす。定常的、標準的業務に適する。従来的な問題解決方法の徹底とコントロール。
リーダーシップ;人間力で人を動かす。変化対応、創造的業務に適する。動機づけと啓発。
④Smart Power:状況に合わせてハード・ソフトパワーを使い分けるのがスマートパワー。平時と緊急時で使うパワーも違う。
⑤6つのマネジメントスタイル:指示型、率先垂範型、ビジョン型、民主型、親和型、育成型
⑥状況別リーダーシップ:教示的、説得的、参加的、委譲的(メンバーの能力によって形を変える)

<宿題>
Q1: どのような種類の状況があるか?
A1: ホーム(周りが協力的)、アウェー(周りが非協力的)、追い風(好条件、制限が少ない)、逆風(悪条件、制限がある)、使える資源(人、物、金)が豊富、使える資源に乏しい
Q2: 自分が得意な状況はどんな状況か?(どんな状況だとやる気がでるか?)
A2: 適度にストレッチした目標があり、チャレンジできる。一人ではなく、仲間と一緒に何かをする。自分にある程度の決定権がある。
Q3: 自分が苦手な状況はどんな状況か?(どんな状況だとやる気がでないか?)
A3: やることが決まっていて、チャレンジングな内容が何もない。決められたことを黙々とやる。自分に決定権がなく、常に監視されていると感じる状況で成果を求められる。
Q4: マネジメントとリーダーシップはDirective(指示的)とInteractive(相互関係的)のどちらのスタイルを取るか?
A4: マネジメントはDirective、リーダーシップはInteractive⇒ただし、組み合わせることもある。
Q5: マネジメント役とリーダーシップ役をそれぞれ別の人にして組み合わせるような例をいくつか挙げよ。
A5: CFOとCEO。妻と夫。官房長官と首相。MFとF。
Q6: 同じことを非常に多くの人がみているが、そこでリーダーシップを取る人はどこが違うのか?
A6: 社会への没入感。当事者意識。自分が行動すべきと信じている。
Q7: 自分に響いたリーダーシップの型は?なぜか?どう活用するのか?
A7: ハード・ソフト・スマートパワー。ソフトとハードの両方をバランスよく使いこなすことがVUCA時代には求められると感じたため。ハード・ソフト・スマートパワーのどのパワーを使うべきシチュエーションなのかをまずは考えて行動したいと考えた。
Q8: 感染症、災害、事件、危機などに際してリーダーシップをとる人は、取らない人と比べてどこが違うのか?
A8: 「誰かがやってくれる」ではなく、「誰かがやらなければならない」と自分事に考えて行動に移せること。

<私の気づき>
・リーダーシップも状況に応じて使い分けるものだ、ということに気付いた。VUCA時代では状況がどんどん変わっていくため、アプロ―チの仕方も買えないといけないという話が印象に残った。

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