【第2回】問題定義

<講義からの学び>
①問題定義のポイント:
・それは問題か?差が大きいか?目的が明確か?解決可能と思えるか?⇒解決したいという想いを持てる問題に取り組もう!
・SMART(Specific, Measurable, Achievable, Related, Time-bound)なあるべき姿を設定
・誰の視点?:実際の仕事では、自分の役割の1つ上、もしくは2つ上の立場で考えるとよい
②正しく問題定義する:
・質問してやる:現状は?あるべき姿は?
③ケーススタディ:どう質問するか?
ケース1;部下「ライバル会社のA社は、わが社の10倍も特許を取得している」
⇒現状に関する質問:「特許数と売上はどのくらい相関がありそう?」「A社以外も含め、特許数の多い会社は業績もよさそう?」「わが社の特許数は?」
あるべき姿に関する質問:「目標として特許数をどのくらい取得すればいい?」
ケース2;部下「うちの会社は歴史が浅い」
⇒現状に関する質問:「歴史が浅いことでどんな問題が生じている?」「歴史が浅いからこそのメリットってないかな?」
あるべき姿に関する質問:「(いきなり歴史は作れないから)歴史が浅いことで生じている問題はどうしたら解決できるだろう?」
ケース3;部下「うちの会社は営業と技術者間の情報共有が弱い」
⇒現状に関する質問:「情報共有不足でどんな問題が生じている?」「お互い、どんな種類の情報が不足しているだろうか?」
あるべき姿に関する質問:「情報共有がしっかりできると、どんなことが期待できるかな?」「情報だけでいいのかな?人材交流とか、営業への同行とか、そんなことは必要ない?」
ケース4;部下「うちの会社は昔ながらの働き方をしている。働き方改革を実現したい」
⇒現状に関する質問:「昔ながらの働き方って具体的にどんな働き方をしていると考えてる?」「昔ながらの働き方でどんな問題が生じている?(時間?、効率?)」
あるべき姿に関する質問:「どんな姿が好ましい働き方だと思う?」
④抽象化⇔具体化の質問
つまりは?他には?具体的には?要するに?…などの質問を通じて縦横に展開を広げていく。

<私の学び>
・問題とは現状とあるべき姿のギャップなので、ミニワークでは現状に関する質問、あるべき姿に関する質問の2つに分けて考えた。これもフレームワークの一種だと思うが、フレームに当てはめるということは、問題解決のプロセスを汎用化させるということだと感じた。汎用性が高まれば、応用範囲が広がるということだと思うので色々なフレームを学んで繰り返し使っていきたい。

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