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勝てるところで勝とう

こんにちは。

渡部寛隆です。

普段は劇団の主宰、脚本家、演出家、会社の経営など
芸能やエンタメに関わることをしています。

国内初の「非常事態宣言」が出る1ヶ月前に起業してしまった
この経験はひ孫の代まで語り続ける所存です。
(すべりこみ起業っていうバカ話があってだな)

さて、今日は

勝てるところで勝とう

というテーマで書いていきたいと思います。

先日、私はこんな記事を書きました

ここでは

1億2千万人有名人時代の中で輝くには

物事を追求するより、掛け合わせた方がいいよ

と言うこと書きました。

かわいい相手にはかわいいで勝負するなということですね
(ザックリ)


では
その掛け合わせについてですが

大事なポイントは

希少価値が高くなるように設定する

これに尽きます。

市場はどんなに小さくてもいいです。

例えば

イケメン×高身長×おしゃれ

ここに勝つためには

イケメンになることでも
身長を伸ばすことでも
おしゃれになることでもなく

バク転ができるようになればいい。

フツメン×平均身長×地味×バク転

バク転に関するオーダーはきっとあなたにきます。

でも待って!!!
あいつらはバク転もしてくるよ!!
(ジャニーズかな?)

大丈夫。いいんです。

イケメン×高身長×おしゃれ×バク転

フツメン×平均身長×地味×バク転

バク転をあえて共通点にしたことによって
他が差別化されていくので、フツメンが武器になります。

差別化を測ってより自分自身を
希少価値が高くなるように設定する

これを追求するんです。

1億2千万人有名人時代のいまは
かっこいいを追求するより

差別化を測ってより自分自身を
希少価値が高くなるように設定する

その方法が掛け合わせ。

こういうことなんです。


では、私が行っている設定と掛け合わせとは。

ここにも記載してある通り、ある芸能事務所に所属していました。

自分で言うのもあれですが、顔は良い方だし、身長も高いので、
イケメンかそうじゃないかで分けたらイケメンに入ります。

ただ、この事務所内では中の下くらいの顔面ランクだったんですよ。
(マネージャーにガチで言われた)(二十歳の春)

必死にここで戦ってきました。

何回も言いますが

芸能人の顔面ガチャSランクには勝てません。

特に、ある現場で

岡田将生さんを拝見したときに思いました。

これは無理だ。

そして思いました。

自分がイケメンじゃないと
思われる場所で戦うの
損じゃね?


そうなんです。
強い相手と比べられて自分が不利な状況になってる。
(偉そうに岡田将生様と比べてるけど)

しかも岡田将生大先生だってさぞかし
たくさんの掛け合わせを
お持ちになられていらっしゃいます。

これは損だなぁ…。

しかし、そんななか私はある発見をします。

同時に行っていた劇団活動の中で

劇場の職員さんに言われました。
「渡部くんはスタッフなのに清潔感もあってスタイルもいいしイケメンだよね〜」
事務所の活動は伏せていたのでこう言ってくれたのだと思います。

あ、なるほど。

私はスタッフという括りではまだまだイケメンに入るんだな。
印象も良く見えるみたいだし。

これ得じゃん。

少なくとも損はしない。

最終的にやりたいことはスタッフ業だったので
事務所を辞めました。

実は

スタッフなのにイケメン

を差別化の掛け合わせに使うのあれば

現役で芸能事務所に所属しているのは
不利に働きます。

(かわいすぎるビール売り子は
アイドルやってないから
かわいすぎるビール売り子なのである。)

俳優やらないのー?
やればいいのに〜!

と言われている状況が自分にとって
都合がいいんです。


…何だか自分が嫌な奴に思えてきました。笑


ええい、いいんだ。

実際これも戦略の一つで

勝てるところに身を置く

ことが本当に大切なんです。

だから私は

脚本家×演出家×スタッフなのにイケメン

というものに対して

起業しちゃったりして
(もちろん理念はあるさ)

元大手芸能事務所にいた視点からnote書いちゃったりして
(理由だって他にもたくさんある)

差別化を測っています。

スタッフイケメンなんて山ほどいますから。

*ここから私が気をつけないといけないことは
創作の現場から離れて肩書きだけのnoteマンや正論コメンテーター
にならないようにすること(自戒の意を込めてね)


正直、演劇界や現場にはバケモノが山ほどいて
自分の才能のなさに挫折することばかりです。
(受け手の好みは人それぞれですが)

でも、勝負するなら

あいつよりおもしろいものより

自分にしかできないおもしろいもの

を作ろうと今は考えています。

そして私は

演劇×劇団×会社経営×ビジネス化×スタッフの中ではイケメン(笑)

という掛け合わせを使い
まずは自分の価値を高めて
その先にある

お客さんに演劇という最強のエンターテインメントを
体感して楽しんでもらいたい!

を実現しようとしているのです。


もちろん一人では何もできません。
人に頼りまくりますし、迷惑もかけまくります。

支えてくれている仲間のためにも
まずは自分の価値を上げないといけません。

ここに関してはもう努力だけですね。
勝てるところで勝てば良いので。
私もうまく掛け合わせできるように頑張ります!


長々とありがとうございました。

では、また!

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