脳のバグ【穴埋め現象】

人間の脳は大事な部分を上手に付け加えてしまいます。下記の本に書いてありました。
穴埋め現象はとても強力で 、だまされるものかと思っていても阻止できない 。ためしに 、つぎの単語リストを読んで 、読み終えたらすぐにリストを手で隠してみてほしい 。あなたをだましてみせよう 。

ベッド
起きる
いびき
休息
いねむり
昼寝
目覚め
毛布
平安
疲れ
うたた寝
あくび夢
まどろみ
睡魔

ここからが引っかけだ 。つぎの単語のうち 、リストにないのはどれか ?
ベッド 、うたた寝 、眠る 、ガソリン 。そう 、正解は 「ガソリン 」 。だがもう一つ正解がある 。 「眠る 」だ 。
明日の幸せを科学するより

簡単にいうと、
脳はデータを圧縮し記憶するので、似たデータは本当に実在したものになる。
ということだ。

素晴らしい量の記憶を保持する脳であるが、機械のように詳細を覚えていません。
なので圧縮し、それっぽいものを作り上げます。そして、それっぽいものを我々は盲信し本当にあったと錯覚してしまう。

具体的な生活に落とし込んで見る。

見ている時にいい人であれば、見ていない時のことを想像する場合、いい人になり、更に好感度が高まり、見てない時もいい人になる。

これを応用することで、空想上の完璧人間が生まれる。

いわゆるカリスマ、偉人、天才、有名人になる。
これらは、1人では生まれない。
周りの人が空想上の虚構を想像することで生まれるのだ。

偉人を思い浮かべて、素晴らしいことしか想像できない。それは、彼らの素晴らしい功績しか知らないからだ。だから他の泥臭いことをしているシーンや、失敗していることを想像しない。
脳は偉人を完璧だとでっち上げ、錯覚させられている。

彼らは現代の教祖様なのだ。
では、自分もそうなりたいならどうしたら良いか?
良いことを繰り返すしかない。
それが、信頼を生み出し、集団となった時に教祖になれる。

まとめ
良い行いをし、多くの人に認知してもらおう。
そうすれば裏で普通でも、良い人になれる。

信頼とは行為であり状態でもある。
それは、信頼が人々の間で共有され、返したり返されたりするものであることを意味する。これこそ、人がどうやって上司を上回るリーダーになるかという問題の核心を示している。スティーブン・R・コビィー

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