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3つの透明性で残業是正

20日付けの日経新聞に中原淳先生の記事が掲載されていた。
長時間労働是正について管理職のマネジメント能力向上が求められている。

残業発生は集中、感染、麻痺、遺伝という言葉で説明できるとあった。
◇集中…一部の特定の優秀な人材に業務量が集中する
◇感染…職場で働いている人がいると帰りにくい雰囲気、同調圧力
◇麻痺…残業への没入感や頼られている実感等で心理的状況と身体的状況がちぐはぐに
◇遺伝…上司の過去の残業経験が部下の残業時間に強く影響する


→これらを是正するためには
時間制限型施策、職場ぐるみの対話と働き方改善、
管理職のマネジメント能力向上が求められる

「職場の働き方やコミュニケーションの状況」を従業員調査などで見える化して改善する必要がある

①状況に応じて判断・指示できるジャッジ力
②現場の状況・進捗具合を把握できるグリップ力
③オープンで風通しの良いコミュニケーションができるチームアップ力

この3つが求められるとあった。

すなわち、「業務の透明性」「時間の透明性」「コミュニケーションの透明性」。この3つの透明性が長時間労働を生まれにくくする鍵となる。

リモートワーク等の新しい働き方は場合により労働時間が曖昧になりやすい。これら急ピッチで進む新しい働き方において何を重視するか、各管理職の手腕が求められると感じた。

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