朝日昇んな沈めっぞ

骨と恍惚

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骨と恍惚

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珈琲一杯と煙草三本の間に思い出せればいい

初めまして、こんにちは、こんばんは。 初っ端から矛盾しているが、今年の私は非常にダウナーな方向にアクティブで、7月に1回、今月に3回、通っている精神科の閉鎖病棟に任意という形で入院した。 今日は今月の3回目の退院日。 病院から出ると毎度のようにその日にお寿司を食べに連れて行ってもらい、頬っぺたが落ちそうなくらい美味しくて甘いケーキをご馳走になった。皆(と言うほど人数はいない)が退院おめでとう、と優しくしてくれる。そんな瞬間もとてもとても嬉しかった。 でも、何故、何故ゆえに、

    • でもこのままじゃ死ねない

      最近は、頭の中の電球が切れたように、どこを見ても誰を探しても真っ暗で、ペンを握る右手も震えて、毎日毎日知らない誰かに押しつけられた劣等感と鬱の混ざったどろどろとした”何か”の中に沈んでいる。 私は何のために”絵を描く”という表現を使って作品を生み出しているのか、誰のために頑張っているのか。 勿論絵を描くことは私の中では当たり前なことであり、胸を張って趣味と言えるものである。 でも、どうしても自分の絵に自信が持てないのだ。 子どもの頃から他人にずっと否定されてきた私は、人に

      • おぞましさと記憶

        ふと気づけば、私は、家の近くのパン屋さんに置いてあるソファで横に寝転び、天井に設置されたチカチカと明るすぎる照明の周りを、本当に小さい小さい小鳥がくるくると回る、そんな、非現実的で、混沌とした様子を眺めていた。 そのままぼーっとしていると、カシャリと場面は変わり、行ったことも見たこともない居酒屋に移る。そこで酒を呑んでいた。全く知らない人と。 するとまた場面は変わり、大きいラウンドワンの横の、暗くてよく分からないビルの屋上に更によく分からない知らない人と一緒に会話をしていた。

        • いっそ小さく死ねばいい

          私は本当に学習しない女なので、今年の2月にしたことをまた繰り返してしまった。みなさんはお気付きでしょうか。 そうです、紛れもなく私の得意技、オーバードーズです。 やっと退院することができ、家に着いたので、お風呂に入る前にポチポチ。 まだ手は震えているし、眠気もあるので誤字脱字はあるかもしれない。読んでもいいことはない。 あまり明確には覚えていないが、23日の深夜2時頃にどうしてもどうしても精神的に苦しくて、もう理性も何もかもが掻き回され何も止められなくなり廊下に放置されてい

        珈琲一杯と煙草三本の間に思い出せればいい

          100万回死んだ女

          私は、物心ついた時から「生きる」「生きている」「生きてゆく」というこの3つのことに対して、現実味を帯びたことが全くなかった。 生きよう、と思わなかった。そんな考えもなかった。 思春期になるとそのフィクションのような空っぽの人生と、生きるという言葉に抱いた疑問はますます膨らみ、もう生きてても意味が無い、つまらないと感じるようになった。 そして悩んだ末に決めたのが、20歳の誕生日を迎えたら自ら命を絶つということ。この時点で私は自分に興味が無かったのだろう。 それはあまりにも簡単な

          9/12 札幌 MOSHIMO 「バカ試合」

          とにかく書き殴る。多分途中から口が悪くなるかもしれない。取り敢えず今日のことを書き殴る。暴言に慣れてない人は読まない方がいい。淀みに淀んだ瞳で見た、自己満足する為だけのライブレポート。セトリのネタバレある。読まない方がいい。 ねえ〜〜〜〜〜〜〜〜もう〜〜〜〜初めてバンドのライブ行って、こんな楽しい空間ある!?!?いや、絶対ねえよ!!!!ってくらいMOSHIMOのライブ楽しかったよーーーー!!!!!!!!もう雨に打たれ風に吹かれ(KANA-BOONの新曲っぽいネ🍎)整列した甲

          9/12 札幌 MOSHIMO 「バカ試合」

          馬鹿でも

          私は絵を描くことが好きだ。 物心ついた頃から絵を描いていたらしいが、絵を描いていると意識し始めたのは小学生の時。折り紙の裏に好きな漫画のキャラクターの絵を描いて、クラスメイトに配っていた。 頭も物覚えも悪く、忘れ物も多く、クラスの中でも浮いていた私は、友達なんて居るはずもなく、休み時間や授業中にひとりでよくノートの端っこやプリントのなどに絵を描くようになった。勉強より絵。テストより絵。宿題より絵。何よりも絵を描くことを優先していた。 そして少年ジャンプを立ち読みしてNARUT