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悩み、苦しみ、腫れ、熟れ、晴れ

私の苦しみは
誰にも解らない。
私の悩みなんて
誰にもわかってもらえない。

そう。
誰にも解らない。

他の誰にも触れられない。

唯一触れられるとしたら、
解り得るとしたら、
一番近くにいる
「自分自身」だ。

どんな悩みを抱えているのか
どんな苦しみを抱えているのか。

そこに触れてみる。
誰にも触れられない
「私」の悩み♪

そいつはどんな奴なんだろう?
その時の「俺」って
どんな奴なんだろう?

おっと、
誰にも言わなくていいよ。

どうせ誰にも
解かりゃしないから。

ただ、
想えば想うほど、
「自分」の現実感は
濃厚になってゆく。
その「悩み」「苦しみ」こそが
現実となってゆく。

世の中には
もっと素敵な現実を
生きてる人も
たくさんいるのに…

ん?

あなたの想う
「素敵な現実」って
どんなん?

そいつはどんな奴なんだろう?
そうなった時の「俺」って
どんな奴なんだろう?

俺?
俺はその時、
羨ましく眺めてるよ。

俺?
俺はその時…

え?
「俺」って
誰のこと言ってるの?

素敵なそいつが
もし「俺」だったら
どんな気分か?

素敵なそいつを眺める「俺」
って、どんな奴なのか?

で、
その「素敵な現実」を
知っている人は
だれ?

********

久しぶりに
自分を鏡で見て、
歯並びの悪さと
ホクロの多さに、
「ブサイクだな」と思った。
…思ってみた。

お前、そんな顔で
よく外を歩けるな。
恥ずかしくないのかよ?

え?
いや、
恥ずかしくなかったっすけど…
いや、
恥ずかしいかも。
いや〜恥ずかしい。

そうか、
こんなことで
外に出るのが怖くなっちゃう人も
いるみたいだね。

********

僕はよく、
頭のいい人を
羨ましく、憧れを持っている、
らしい。

妻に
「あなたはよく
『頭良くなりたい』って
言ってるけど、
あなたの『頭良い』って
どんなんなの?」
と聞かれ、
返答に困る。

僕には
たくさんの「頭いい人」が
見える。
妻だってそう見える。

僕の創った「天才」が
たくさん、
僕に映ってる。

*********

あなたは
どんな悩みを抱えているのかな?

あなたには
大したことじゃなくても、
「こんなことで悩む人もいるよね」
って人もいるよね。

「困難な時」に
立っている人がたくさんいる。
それを世間に測る術はない。

戦争だろうと、
虐待だろうと、
セクハラだろうと、
パワハラだろうと、
金額だろうと。

その目盛りはアテにならない。

困り、難しい人の人数ですか?

でも、
「自分」には
測る術がある。

そして
その目盛りは
常に動かすことが出来る。

そこへ近づいたり、
離れたり。

そして、
自ずと分けた「自分」は
常にいつも「僕」といる。

*********

村に、
「ひきこもり」の闇から
一歩を踏み出して、
町から独り、
やって来た人がいるらしい。
(近所の友達にカウンセラーの
お仕事されている方がいるので、
そんなアテと流れで来たらしいです)

でも、
やっぱり引き篭もってしまい、
冷凍食品の中で暮らしているらしく、
ちょっと想いを寄せて
書きました。

僕が何かの力になれないかと
思う想いは僕のもので、
彼(彼女?)は
彼の想いの中を生きている。

僕が
傷つけようとも、
慰めようとも、
決める世界は彼のもので、
ぶっちゃけ、
僕の言葉のせいで
首を吊ってしまったとしても、
その言葉を「傷つく言葉」として
受け取ったのは彼だ。

だからもし、
僕の言葉で癒やされたとしても、
「癒やし」として
僕を存在せしむるのは
彼自身だ。

独りぼっちを悩む人もいれば
「独りになりたい」と
悩む人もいる。

ただ、
その日、その時、その人に、
悩み、苦しみ、癒やし、晴らし
が有って、出逢って。

昨日とちょっと違うような、
そしていつもそこに有ったような、
有り難い毎日が、
容易く、毎日
やって来るのです。

今日も晴れ!
…そんなことはどうでもいいのか…

今日は空き!

今日もいろいろ♪

どうでもいい。
人それぞれ。

ただ、出逢う、
唯一の現実を、
触れて、
眺めて、
頼って、
辿って、
みんなそれぞれが
歩んでいけると
知っていたら、
僕ら人類は
進歩していけるんじゃないかな?

これからが
楽しみだ♪



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