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3億円は誰が持っている?

今、僕には小学2年の息子がいて、
かなりの頻度で
一緒に歩いて、
徒歩15分の小学校までの道のりを
歩いています。

集団登校は6年生ばっかで、
ほぼ無視されながら
(話題が違うからね)
一生懸命後から着いていく息子を
見ながら、
いたたまれなかったので、
待ち合わせの時間に遅れる息子を
責めたりはしませんでした。

でも、
もう2年生だから、
一人で学校行けばいいのに・・・

と、思いながらも、
じつは、
この15分の散歩が
息子も僕も
大好きな時間♪

今日も、
遅刻ギリギリのくせに
のんびり歩きながら
一緒に学校へ行きました。

「アレクサンドロスの話しよ♪」

歴史に興味を持った息子。
僕も好きな話題。

「アレクサンドロス」は
今や合言葉になり、
いろんな思いついた哲学になる会話が
とても楽しいです。

*************

今日の話題
「はじめ社長ってすごいんだよ。
3億円の豪邸に住んでいるんだよ」

なんか、有名なユーチューバーのことですね。

「3億円ってことは
はじめ社長が3億円払ったってことだよね?
じゃ、今はその3億円は誰が持っているの?
3億円受け取った人がいるよね?
じゃ、今はその人が『お金持ち』なんじゃない?」

「・・・ほんとだ」

「でもさ、3億円で買った豪邸を
6億円で売ったら、
はじめ社長は6億の金持ちになるよね?
でも、6億で買う人がいれば、だよね?」

あたりののどかな景色を見て、
息子は
「ここに3億とか6億のものってないよね?」

僕は葉っぱをちぎって
「この葉っぱ、3億で買う人いないかな?
もしいたら、これが3億になるよ」

「あ、〇〇(息子)、お前を自分で3億で売ればいいじゃん。
で、買った人から3億もらって、
3億持ってる〇〇は、その人のものだから
3億は〇〇のものでもあり、
そのおじさんのものでもある」

会話のなかから、
息子は勝手に
買った人を「おじさん」と設定していました。

「お父さんが〇〇を3億で売ったら、
お父さんが3億持って、
〇〇はそのおじさんのものになる」

思いつきで話しながらも、
エグいことを話してるな。

「昔は、こんなことが本当にあったんだよ。
今も世界のどこかで
こんな現実があるかもしれない」


*************

「想うこと」は
無限に、自由にするほどに
世界は豊かに広がる。

そして、
これからどんな世界を創っていくのか。

僕らはしっかり舵取りをして
進んで行きたいものだ。

心から想います。

*************

僕の心の声は

「カネなんかに
価値を預けんなよ。
カネの仕組みを理解して
利用することに
人生の貴重な時間を使うなよ。
どうしたい?
どんな世を生きたい?
生きようよ!
一人ひとりが感じる感じに
触れて人生味わえるなら、
それが『価値』だよ。」

叶えてこの世を
この身で生きよう。

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