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ウクレレ ワークショップ用参考資料

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僕が学んだ音楽の味わいをまとめておきます。 ウクレレ教室や指1本で弾けるウクレレワークショップで の参考資料にでもなれば。
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#ピタゴラス音律

ウクレレの音のしくみ

ウクレレの音のしくみ

ウクレレは弦が4本あって、左手でネックを持って右の指でポロンと弾く。持ってみると、図では1弦が上に描いてありますが、下から1、2、3、4、弦となります。
図と同じようにウクレレ を置いてみたら分かると思います。

大体の弦楽器がそうですが、1弦から音が低くなります。だけどウクレレは少し違っていて、4弦だけが急に高くなっています。これはきっと、マンドリンとかから伝わってきた時、複弦の1オクターブ高い

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『ドレミ』の成り立ち

『ドレミ』の成り立ち

中学生の頃、ギターを始めました。
チューニングメーターで弦を張りました。
音の合ってる合ってないが全然わかりませんでした。
それから20代の終わりまで、恥ずかしながら本当に合ってる合ってないの確信が分からないまま、チューナーの目盛りを頼りに楽器を演奏していました。

どうやってドレミは決められているんだろう?

初めから知っていればどんなに早く上達して、豊かに音楽を味わうことが出来ていただろう!

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ドとソの関係。ドとファの関係(5度の関係と4度の関係)

ドとソの関係。ドとファの関係(5度の関係と4度の関係)

現代は平均律ですが、12音階の成り立ちはピタゴラス音律でした。
ピタゴラス音律は倍音の揺れが協和するところ。
ドを基音としたらソ。
ド(261Hz)の音波が1回波打つときに3回波打つのが1オクターブ上のソの音です。
だから、ドの弦を弾くと1オクターブ上のソの音が聞こえてきます。
https://note.mu/hirasakana/n/n270c1e62a98d?creator_urlname=h

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前回、ピタゴラス音律からドレミの成り立ちを話しましたが
自分が正確なことを語れたのか不安になり、もう一度「ここに全てが書いてある!」と学んだ本を読み直してみました。

「ゼロ・ビートの再発見 著:平島達司」

15年くらい前に倍音のことが気になり始めて図書館で検索して、故・永六輔さんの読みやすい倍音本からの紹介でたどり着いて、図書館から何度も取り寄せてもらって1/3くらいしか読み進めなかった。

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