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かつて一緒に書いていたあなたたちへ

物心ついた時から、読み書きが好きだった。継続的に文章をつづいた記憶として最古のものは、小学校で奨励されていた「読書ノート」だろうか。本を読むのが全く苦ではなかったので、クラスで一番になれるのが気持ちよかったのだと思う。先生に何かしらのハンコをもらえることが脳の報酬になっていたし、書けば書くほど「読んだ本の冊数」が可視化されるのもよかった。

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