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【夏のKindleフェア】 平野啓一郎の著作から、『「カッコいいとは何か』含むじっくり読みたい3冊がセール中。お盆のお供にどうぞ!

8月7日より8月20日まで、Kindleストア主催の大規模セール「夏のKindleフェア」が始まりました!🎉

平野啓一郎の著作では、じっくり読みたい3冊がお得になっています。
まだお盆のお供にする本が決まっていない方も、読みたい本がたくさん…という方も、いつかのお楽しみに、ぜひ覗いてみてくださいね。
このnoteでは、3冊をご紹介します。

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セールの目玉は、
読者の多くが論じる視点の広がりに驚いている、
この一冊!⚡️

◎ 平野啓一郎が、小説を除いて、ここ十年間で最も書きたかった!「カッコいい」を論じ尽くした一冊
『「カッコいい」とは何か』(1,000円 → 500円!

🎺 試し読みnoteはこちら
🎺 関連して読みたい『「カッコいい」とは何か』インタビューはこちら

『「カッコいい」とは何か』は昨年7月に刊行したばかりの新書です。noteでも、刊行前から、序章、終章、そして平野啓一郎が最も重要と位置付けた第3章、4章を限定公開しました。

新書と思えない厚さ(480ページ!)と、平野啓一郎をして「ここ十年間で最も書きたかった」と言わしめた通り、深く、熱く、「カッコいい」について論じ尽くした一冊です。

すこしだけ本書の内容を引用します。「カッコいい」という、よく使うようでいて、うまく定義できない言葉を中心に、思索に耽るお盆はいかがですか?

「カッコいい」という判断は、本人にとって、絶対に疑い得ない根拠を持つこととなる。「しびれる」というのは、飢くまで一つの表現だが、とにかく、そんなような何かが、もし体を駆け巡らないならば、それは、人がどれほど崇めようと、自分にとっては、「カッコいい」対象ではないのである。
「カッコいい」対象は多様であるので、何に「しびれる」かというのは、自分がどういう人間であるのかを、その都度快感とともに教えてくれることになる。
「カッコよさ」は、最初は、〝憧れの誰か〟という他者を経由してこそ追求されるべきものなのかもしれない。
一体、表面的な「カッコよさ」は、飽くまで内実とは別なのか? それとも、両者は基本的に合致することを目指すものなのだろうか?そして、私たちが「カッコいい」人間になるとするなら、どちらの変化が先なのだろうか?
「カッコいい」存在への憧れが、人としていかに生きるべきかという「人倫の空白」を満たす上で果たした社会的機能を、決して過小評価してはならない。
「カッコいい」を考えることは、「いかに生きるべきか」を考えることだ。

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◎ 文学、思想、美術、音楽、エンタテインメントから社会問題まで、広範なテーマに亘る六十七篇の論考を集成した、待望の批評・エッセイ集
『考える葦』(1,600円 → 800円!)

🎺 試し読みnoteはこちら

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◎ 雑誌をめくるように楽しむ、ショートストーリー27編
『平野啓一郎タイアップ小説集〔電子版限定〕』(780円 → 370円!)

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涼を取りながら、どうぞ夏の読書をお楽しみくださいね!


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