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ネタバレしない寅さんの感想

念願の寅さんを観てきました。

結論から言いますと、開始3分でウッとなりまして、最終的にはようやく泣き止んで席を立ったのに、再びトイレに駆け込む事態に陥りました。

さくら…
さくら…
とにかくその一言に尽きます。

何よりも困ったのは、劇場にいたお爺さま、お婆さまのすすり泣く声です。

あれは、あかん。

普段から映画鑑賞で妄想が過ぎる僕ではありますが、寅さんの映画に人生を重ねて泣く彼らと空間を共にして、嗚咽せずにいれますか?
いや、いれまい。妄想が止まりません。

後藤久美子の強気の交渉、そしてどうしても「みんなの孫」でもある彼女を出すぞとどこまでも条件に応じようとする制作サイドの全面降伏っぷりは気になりましたが、そんなことはあまりにも些細なことです。

これから数日、僕と会う人はなるべく寅さんの話はしないようお願いします。脈絡なく突然涙ぐむから気持ち悪いと思うので。

甘党なのでサポートいただいたらその都度何か美味しいもの食べてレポートします!