新しいレーザーカッターでものづくり(いろいろテスト)
川島紙器工芸さんに届いた新しいレーザーカッターで、いろいろ試験作成中です。加工素材ごとにさまざまな発見がありますが、こまかいことはさておいて、レーザーカッターってやはり楽しいなという、ワクワク感をぜひ共有させてください。
生まれ変わった板橋立体地図です。道もたくさん書き込んであるので見応えあります。
立体の小さい部分は、こうやってプラモデルのランナー(パーツをつないでいる細いアレ)みたいなものをつけて、紛失しないよう工夫しました。超こまかい。
板橋区の各家庭に導入して欲しい、壁掛け立体地図。
アクリル板や段ボールでも恐竜をつくってみたり。
アクリルもこまかくカット。触覚ちゃんと切れたのすごい。
アクリルキーホルダーにアクリル絵の具で色をつけてみたり。
樹脂系もいろいろ切ってみました。(プラ系の加工では、加工時に毒ガスがでないことをきちんと事前確認しましょう)
バスマットやサンダルなどで使われるEVAという素材もざくざくカット。ただ、線がほそい箇所は、カット後にすぐ取り除かないと熱でくっついたりします。
ポリスチレンを使ったスチレンボードもカットできますが、かなり溶けやすいので、細い部分は裏側がつぶれました。表側はパッキリ切れたので、浮かせて熱こもりを減らしたらいいかも?
PET素材もカット可能。プラ系はいずれもくさいけれど、PETはけっこうきついです。また、カット部分が黄ばみやすく、あえてPETを使う必要はないかもしれない。
アクリルはバッチリ。プラスチック系の中では、結局、アクリルが一番レーザーカッターで扱いやすいですね。
合皮製品は塩化ビニル系とポリウレタン系があり、ポリウレタンのみ加工可能です。文字を掘ってみました。
いろんなオリジナルミニノートたち。
ブックスタンドは、木材と黒いプラ板(PET)を貼り合わせました。
合板でない木材(無垢材)は、同じ厚みであっても、木の種類、部位などで切れやすさがかなり変わります。
木製コースター。写真はアガチスですが、最終的に何の木材を使うのがいいか、まだ迷い中です。
MDF合板は、切れ目を入れることで曲げられるようになります。ウネウネ曲がって、すごく楽しい。
曲線のある形もつくることができます。
子どもの絵を彫り込んでみたり。
こんな感じで、いろいろカットしながら、工夫などを記録してまとめたレーザーカッターの電子書籍を作成中です。また、そのうち報告します。
板橋区内に、レーザーカッターや3Dプリンターを使って何かを作ったり届けたりしています。また、そうした道具を使える人を増やしたいという思いで、講座などもちょいちょい開催しています。サポートいただけた場合は、こうした機材費や会場費などに利用させていただきます。