見出し画像

タトゥーを入れたときの話とその後の生活

日本では歴史的な過去もありタトゥーに対する目はまだまだ厳しいですね。
プールや温泉には入れないし、怖い人が入れるイメージが強いです。

私自身も日本で生活をしていた時には自分とは一生縁のない話だと思っていました。

そんな私の考えを変えた一人目は
最初のシェアメイト(スイス人)。

足に犬の足跡のタトゥーが入っていました。
ヤンキーでもない普通の女の子がタトゥーを入れている事実が衝撃でしたし、なんでそのデザインなの?と聞いたところ「だって犬が好きだから」との返答にもだいぶ驚きでした。(えっそんな軽いノリで、、)


カナダ在住2週目のことでした。

カナダではバスに乗っても街を歩いてもたくさんの人がタトゥーを入れていました。
可愛いデザインや人の名前、中には意味のわからない漢字とか。

私の考えを変えた二人目は
バイト先の友達でした。(日本人)
正確には3人いたのですが。

そのうち二人は結構デカめのタトゥーで(刺青という表現の方がしっくりくるくらい)、日本で見てたら絶対目を合わせないようにするレベルでした。
もちろんみんな一般人だし普通の女の子たちで、日本人の中にもタトゥーを入れる人っているんだなあ、って知りました。

カナダでしかできないことをしたい、と常に思っていた私はこの人たちとの出会いによってぼんやりと、タトゥーを入れてみたいと思うようになりました。

親は保守的な人間なのでバレたら絶対悲しむと思いましたし、日本では偏見があるからなるべく見えないところに入れようと考えました。

友達に紹介してもらい、事前の相談と実際の施術で来店は二回のみ。
事前の相談では、どんな感じがいい?ってイメージを聞いてくれて私の場合はこんな感じがいいです、とイラストを持っていきました。

担当してくれたのは日本人の女性の方で、身体全体(本当に全体、顔まで)にタトゥーが入っていました。アメリカへ旅行に行くのも一苦労だと笑っていた。(アメリカでも警戒されるレベルって、、)

代金の一部をその日のうちに支払いし、キャンセルしても返金できないけれど本当に大丈夫?と何度も確認してくれました。

二回目の来店時は、前回のイラストを元に下書きをしてくれていて「こんな感じでいいかな?」と確認され、私からもいくつか確認をしました。

①肝炎などの感染症対策は大丈夫ですか?
実際の物品を見せてもらい、滅菌済みのものを使い捨てで使用していますと説明されました。
お店によっては、未だに使い捨ての器具を使っているところもあるので注意が必要とも。

②MRIの検査は受けられませんか?
鉄分の含まれるインクが使われていたのは何十年も前のことだから、今のインクは問題ありません。

時間にして二時間程度でした。慣れている友達についてきてもらって、施術前や最中も写真を撮ってくれて、痛みがあるときには話してごまかしてくれました。

輪ゴムで強く弾かれる感じ、と説明を受けましたが私の感覚では芯の出ていないシャーペンの先でグリグリされる感じに近いと思いました。(永久脱毛の方が痛かった)

アウトラインを書いてから中を埋めていく感じ。血も出なかったです。
終了後はワセリンを塗ってガーゼで巻いて、アフターケアの説明を受け帰宅しました。

値段は$180(¥15000程度)
きちんとした大きめのお店だったので値段は高めだと思います。
サイズやデザインの複雑さで値段は変わるそうです。

本当はしばらくケアしてね、と言われましたがめんどくさがりやなので一度しかケアしませんでした。(ふざけてる)

それでも無事にキズは治りかさぶたは取れ、二週間程度で完成!

今のところ後悔はないですし、今後もし後悔する日が来たらその頃にはもっと進んでいるであろう美容外科技術を活用し消すかもしれません。(お金で解決)

大事なのはその時その時に、後悔しない選択をすることかなあなんて思っています。

最近そんなふうに何かを選択することがなくなってきているわ。

P.S. 写真はフリー素材からいただいたものです。



✴︎Thank you for your support✴︎ みなさんに伝わりやすい記事を書けるよう日々精進していきます!応援していただけたら、大変励みになります♬