粘る理由はどこにある?
なにかをつくるとき、どれだけ粘れるかで、制作物の質が決まるという話を前回書きました。
じゃあ粘りたいとき、何を理由に頑張ればいいのでしょうか。ただ気力だけで粘ることができる人もいるかもしれません。
でも、ぼくはそんな強い人間じゃない。何か理由を見つける必要があります。
それは個人として、なぜその仕事をやりたいのか、手を動かす前に自分のなかに動機をきちんと持つことが重要なのではないでしょうか。
ぼくは会社員なので、自分で仕事は選ぶことはほとんどなく、上司に指示されてから、つくります。指示を受けたとき、自分がその案件をやりたい理由をどれだけ持っているかによって、粘り強さが変わってきます。たとえば、ずっとやりたかった企業の仕事だったり、ずっと憧れていた人と組む仕事だったり、規模の大きな仕事だったり。
だから、動機をたくさん持っている人の方が、仕事の質を追求するときには有利になるはずです。
だとすると、ぼくも動機が多い人になりたい…それはどんな人なのでしょう。
ぱっと思いついたのは、たくさんの動機をもつ人は、たぶん世の中に関心のある人、自分に馴染みのない世界の事柄を、自分にも関係のあることだと捉えることができる人だと思います。
他人事を自分事にできる人、それが粘り強い人の特徴なのかもしれません。
おわります。
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