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「文通」を知ってる人はいるのかな。

こんにちは。ひらジムです。
数十年前に小学生だったときに「文通」が流行っていました。
「いつの時代かよ」って感じです。

いま思うと恐ろしい、個人情報ダダモレ。雑誌の後ろの方に「ペンパル募集コーナー」というページがあって、「名前」や「年齢」や「住所」まで記載されていました。友だちのお姉さんが持っていた雑誌を見ながら、「誰に手紙を送る?」と言い合ってペンパルを探していたことがありました。

雑誌すら簡単に買えない週刊少年ジャンプは火曜日にしか売っていないド田舎で育ったひらジムですが、学校主導で海のそばの小学校と山のそばの小学校の子と文通しましょうという企画により、海のそばの小学生ひらジムは岐阜県の恵那峡の小学生Mちゃんと文通ができるようになりました。
封筒には50円切手を貼っていた記憶です。

Mちゃんとの文通では、お互い学校のことや家族のことを書いていたのですが、いつの頃からかそれは年に1回年賀状のやり取りになりまして、いまはふたりとも育った海のそば、山のそばでは生活していませんが、同じように「就職して」「結婚して」「子育てして」という様子を知らせ合っています。今年も年賀状をいただきました。

Mちゃんとは別に、中学のときに英語の先生の紹介で、アメリカの女の子と文通するきっかけがありました。名前も覚えています。
ひらジムの時代は英語は筆記体で書いていましたが、アメリカの女の子の手紙の筆記体はホンモノ(当たり前)でかっこよかったです。辞書を引きながら「どういう意味?」と手紙を読んでいたことは楽しかったです。エアメールが届いたときに封筒が膨らんでいることが多く、アメリカの魔除けの御守が入っていたり、しおりがはいっていたりして嬉しかったことを覚えています。アメリカの女の子との文通はお互い引っ越しをした頃から手紙が届かなくなりました。たぶん、住所を間違って記載してしまったのかなと考えていますが。

アメリカから届くエアメールはいつもボコっとした粘土のようなもので封がされていました。はずそうとするとパリッと割れる感じでした。
どうなっているのか不思議に思っていましたが、当時はそれを調べる術もない。Google先生がいなかったからです。

その粘土みたいなものが「シーリングスタンプ」というものと知ったのは東京ではじめて銀座にある文房具屋さんの伊東屋さんに行ったときでした。
そこで自分の名まえのローマ字のシーリングスタンプを買いまして、蝋燭で蝋を溶かして、自分のローマ字のシーリングスタンプを押したりして手紙を出したりしていたこともありましたっけ。

Amazonでキットが買えるみたいです。
家のものを減らしているこの時期に買っちゃうのかも。。。


時を経て、丁寧なご招待状にあのシーリングスタンプを見つけた感動で本日のnoteは大昔の文通文化について。

いまや死語かと思っていた「文通」でしたが、この文化を継承しようという「文通村」というサイトを発見しました。

「文通までの流れ」ページに衝撃をうけました。
手紙の温かさを知るために入会された方などがいらっしゃるとのこと。

あ、ひらジム、入村しちゃうのかも。。。

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