加藤さんちの北欧 ②
北欧ふたり旅 2 AsikkaraからHelsinki市街へ
2019.6.10
朝、起きてまた桟橋へ
今日の12時頃、コテージを出発してヘルシンキへ向かう予定
朝の光素晴らしい
コテージから車で程近いところに湖を渡る橋があると知り、行ってみる
帰ってきて朝ごはん
片付けを済ます。名残惜しくなりながらコテージを出る
まだ旅はつづくのだ
鍵を返し、サービスエリアに寄りつつヴァンター空港へ。レンタカーを返す
鉄道でヘルシンキへ
鉄道のサインがかわいい
ファミマの色。自転車も乗れる
ヘルシンキ中央駅到着。駅からすぐのホテルなので(スカンディックシモンケンタ)、荷物を置いてから、アカデミア書店 アールトコーヒーへ
映画「かもめ食堂」で小林聡美と片桐はいりが出会う場所です
シナモンロールは売り切れていて、シュガードーナツとプッラという甘いパン。ドーナツは中にベリーのジャムが入っていました。のんびりと地元のマダム(かな?)たちが、多分晩ごはん を食べていました。落ち着いていて、フラットな 平和な気持ち
港のマーケット広場へ
行く道すがら、街路樹に公園(道の真ん中が公園になっている)
ほぼ楽園の状態
お天気もよく、風は冷たいが、日差しがあたたか
マーケットは終わりかけの時間で、かもめがたくさんいました
太くてかわいいかもめ
帰り道の公園でぼーっとして、ライラックのいい匂い
明るいから忘れがち、結構遅い時間になっているが、みんな楽しそうにおしゃべりしてたり、一人で本読んでる人もいて、きゅっとなるものが何もない、街もきれいで殺伐感がまるでない
こんなこともあるんだと思いました
本当にすごい!
しばらくのんびりしてから、ストックマンという大きなデパートの地下で晩ごはんを物色
うろうろしながらホテルへ帰って晩ごはん
ストックマンのデリ美味しかった。たくさんのよくわからないものから、選ぶのは楽しい。食べたのは4種類だけど恐らく他のものもどれも美味しいと思われる、確かな味つけだった。ヘルシンキの食のバランスの良さを感じる
シナモンロールもおっきなのが少し安売りになっていて買ったが、この日は満腹になり翌日に回す。聞いてた通り物価は高いけれど、あの街の綺麗さと人々の大らかさ、漂ってる空気を目の当たりにすると、これからの自分の生活でも、色んなこと根本から捉えなおし、本来の思いからまっすぐ線を引くように色んなことを動かしていきたいなと思う
田舎のアシッカラから都会のヘルシンキへ移動しても、空気が同じ雰囲気で、とても珍しく感じた
気持ちよく眠って明日もまだヘルシンキ
2019.6.11
お昼をマリメッコの食堂でしっかりの予定で、朝ごはんは軽く。このホテルにもう一泊するので、明日の朝の楽しみにとっておく
ホテルのすぐそばのカンピンカッペリ教会へ
木の教会で、中も壁もすべて木。石に見立てたクッションが置いてあり柔らかな空気。私たちが見ている間に何人か一人でお祈りにみえている方がいた
すぐそば(そこらじゅうにある)のレンタサイクルで自転車かりて市内散策へ。石畳の自転車はがたがたするけど、人が少ないのでゆったり走れる
ヒエタラハデンカウッパハッリというマーケットホールへ
屋内に食べ物屋さんがあり、屋外では蚤の市をやっている
ぐいぐい商売する雰囲気は全くなく、ゆるり見れる。ムーミンの色々やイッタラやアラビアの食器など、かわいいものがたくさんで、ぐるり見て回るだけでも楽しい。ピンク地にちょこちょことムーミンファミリーの散らし柄のハンカチを購入
またゆるゆる自転車漕いで、昨日終わりかけていたマーケット広場へ
ブラックベリーと、シナモンロールとビール
このビールもAc2.7%だけど美味しい。港で飲むから余計なのか
不思議なくらい潮臭さのない港、カラッとしている
地下鉄でヘルット二エミにあるマリメッコ本社へ。マリメッコ本社とショップとアウトレットと食堂(社員食堂、一般の人も食べられる)があります
まず腹ごしらえして、アウトレットで買い物。鍋つかみやカップ、家族へのお土産、あとこの旅行の目標にしていた居間の小さい窓用の布が見つかった。たくさんのテキスタイルの中、ふたりの意見が一致した柄はひとつだけで、すぐに決まる
マーケットが楽しいねっとなり、その後はハエ二カミマーケットホールへ
食べ物も雑貨もあり、目にも賑やか。ガラスにきゅっきゅと文字が書いてある
夜はひーくんの仕事の繋がりで、フィンランド人のマティアスさんに会えることになり、中央駅で待ち合わせ
ちょっとどきどきしながら、でも北欧の暮らしについて色々聞いてみたいことがでてきていた
お仕事帰りのマティアスさんはワインバーに連れて行ってくれた
「すこし歩くけど、20分くらい」
石畳の道をてくてくと歩いて向かう。話しながらだったので、道はもうわからない。ヘルシンキはきゅっとした感じがなく、なんだか普段みたいに歩けて嬉しい
外見には看板もほとんどないお店だけど、中は賑やか
ワインもお料理も美味しくて幸せーと言い合う
マティアスさんは日本に住んでいたこともあって、日本語が上手。ゲーム音楽が好きで日本のゲーム音楽のイベントに行ったりもしている
ゲーム音楽の話から、サマーコテージでどんな風に過ごしているかまで色々のんびり話す
コテージには「先週末行った」とやはり夏は当たり前によく行くよう。コテージでもサウナに入るし、在住のヘルシンキでも公衆サウナによく行くとのこと
「電気のもあるけど、やっぱり薪がいいね」薪で燃やしているサウナがヘルシンキ市内にもあって、毎週のように友達とそこで人生哲学を話していると。なんていいんだろう!
昨日過ごしてみて思っていた、桟橋は日本の縁側に似てると話したら、縁側好きだと言っていた
フィンランドの人は笑顔がそのままで優しいと言ったら、フィンランドの中でも田舎の人の方が優しいかもしれないと言っていたけれど、私はヘルシンキの人も自然体で心にゆとりがある感じがした。なんでだろう、と話していたら「仕事は合理的にやる、休みは大事」という話になった
「仕事はずっと続いていくから、残業はしない。その時間内に最大限やるから無駄なことはしない」という話だった
「でも、そうはいっても」のもやもやのない、すっきりとした話で、すんなりそうだよなと思えた
普段の生活みたいなのをしたくて、あまり観光しない私たち、大聖堂行った?と聞かれてまだと答えたら、帰りに寄ろう!とてくてく歩いて大聖堂へ
まだまだ明るいのです この時、21時半くらい
最後の方、夕暮れが綺麗
今晩も、シモンケンタへ帰ってよく眠る
明日は飛行機で、スウェーデン!
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