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水島さんの交換日記#201「七福神って怖い」

どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。

前回の記事はこちら。
そういえば俺もお小遣い制度が導入されたのだいぶ後のほうじゃったけど、「ちゃんとお小遣い帳で管理すること」っていう制約と誓約で与えられた『お小遣いウィナープライズ』じゃったわ。
その情報を聞いたら幼少期ってお小遣い制度めっちゃ大事じゃな。

お泊りの思い出

うちの親は割と野放図に俺を育ててくれた稀有な存在じゃったけん、
おかげさまで中学~高校は外泊ばっかりしとったわ。
涼も我が家に泊まってくれたことが何度もあると思う。

でも、実は誰かの家に泊まるのってあんまり得意じゃなかったんよな。
そのきっかけになったのがうちの「ばあちゃん家」じゃと思い出したけん、今日はその話をさせてもらう。

<七福神って怖い>

うちの母方の祖母の家は香川の西の方にある。
じいちゃんは生まれたときに既にこの世におらんくて、ばあちゃんはひたむきに一人っ子の俺に愛情を注いでくれた。
伝統的な日本家屋の広い家じゃって、だだっ広い中庭があるけんそこで好き放題遊ばせてくれたのも思い出に残っとるわ。

そんな香川のばあちゃん家には2回ほど泊まったことがある。
じいちゃんの仏壇のある広間に布団を敷いてくれて、ばあちゃんの昔話とか聞きながら眠りについたんよ。

ふと目が覚めると深夜。
外からは月の光がうっすら差し込んで、幻影的な風景じゃった。
夜中にトイレに立つときって、子供心にはめっちゃ不安なんじゃけど、それでも勇気を振り絞ってトイレに向かった。
そんで、トイレから戻ってくるときに寝室の広間のふすまをあけて、気づいた。

ネットで拾ってきたイメージ画像

すんごいリアルな壁掛けの七福神!

大黒天と毘沙門天じゃったかな?めちゃめちゃ精巧に作られた大きな顔が、月に照らされて不気味に笑っとった。
パニックで泣いたりすることはねかったけど、そこからはその顔が気になって寝られず…仏壇があるのも怖いなーと思ってしばらく恐怖じゃったわ。

それ以来、香川のばあちゃん家に泊まるっていう話が出たときは全力で拒否っとったんじゃろうな、日帰りで行くことはあっても泊まることは無かった。

今はばあちゃんも亡くなって、伯父さんの家族が住んどるんじゃけど、
すっかり親戚の集まりもなくなって家にお邪魔することすらなくなってしもうたな。元気しとんじゃろうか。
ちなみに外泊癖は今でも健在で、大阪に第二の家と呼べるくらいの家がある。ここの友達は「いつでも泊まってね」って言ってくれとるけど、最近その友達に彼女ができたけんちょっと敷居が高いな…。

<次回のお題>

靴とワタシ

この前、会社の研修で靴の綺麗さと仕事のウマさは比例するって説明を受けてから、何となく「靴の交換時期って大事じゃな」と考えるようになった。
考えてみたら今までの人生であんまり靴にお金や情熱を注いだことねかったんじゃけど、30歳を超えてからはそこも見てみんとなと考えとんよ。
涼も靴について、何かエピソードじゃったり考えじゃったりがあれば教えてほしいで!

\こっちも見られーよー/


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