175. [つぶやき] 1年ぶりのレッスンと、解釈と。
今日は1年ぶりのレッスンがありました。小学生の女の子なので、1年の差というのは大きくて、声も雰囲気もグッと成長していて、1年前よりお姉さんになっていてびっくり。
まずは1年前になぜレッスンを辞めたのかの説明も本人がしてくれました。
ここで、私が勝手に”解釈”していたことと、彼女の理由が違っていました。
私が思っていたこと
日本語に飽きたのかもしれない
レッスンがつまらなかったのかもしれない
私とはもう勉強したくないと思っているのかもしれない
なんて思っていました。
「かも」を使うときは、自分の解釈です。
解釈とは
つまり、ひとりよがりに、あれこれ想像して理解することで、自分の感情が入るので、真実ではない場合がほとんどです。
事実と解釈はかけ離れる場合があります。
私たちは、この自分の経験と感情のフィルターを通した解釈したことで、傷ついたり勘違いすることが多いのですよね。
頭がごちゃごちゃになった時ほど、頭の中の言葉を書き出してみますが、だいたい「〜かも」が語尾にきます。
混ぜてこねて、解釈しまくりですね〜。笑
この1年ぶりの再会でも、そのことを思い知らされたのでした。
久しぶりのDちゃんは、1年前よりも英語力も上がっていました。彼女の母語と英語もまた違う言語家族です。また日本語は復習から。でも、日本語でアニメを見ていたので、忘れたと言いつつもまだ本人の中には日本語が残っていそうです。
夏の間だけのレッスンかもしれませんが、また彼女の”言語の庭”の日本語の花を一緒に育てるサポートができるので楽しみです。
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