経済リポートまとめ1.0 8:26 20240924
ニュージーランド株式市場:NZX 50ほぼ横ばい
NZX 50指数:火曜日の午前中にほぼ横ばいで推移。前の2セッションで下落した後、電子技術と産業サービスの上昇が消費財、非エネルギー鉱物、金融セクターの損失を相殺。
市場の焦点:FRBによる追加の大規模な利下げの可能性に注目。トレーダーは今日のオーストラリア中央銀行の金利決定にも注目しており、RBAはインフレリスクに警戒しつつ、金利を据え置く見通し。
仮想通貨:ビットコインとイーサリアムが上昇
主要通貨:ビットコインとイーサリアムが上昇中。特にイーサリアムが2.36%の上昇を記録。
農産物市場の動向:コーヒーが4.34%上昇
トップ上昇銘柄:コーヒー (+4.34%)、木材 (+3.12%)、トウモロコシ (+2.80%)。
トップ下落銘柄:オレンジジュース (-2.91%)、チーズ (-2.21%)、ゴム (-1.94%)。
金属商品市場の動向:鉄筋が2.19%下落
トップ下落銘柄:鉄筋 (-2.19%)、プラチナ (-2.05%)、銀 (-1.49%)。
トップ上昇銘柄:金 (+0.23%)。
エネルギー商品市場の動向:天然ガスが7.03%急騰
トップ上昇銘柄:天然ガス (+7.03%)、EUダッチTTF天然ガス (+4.60%)、UKポンド建て天然ガス (+4.25%)。
トップ下落銘柄:ガソリン (-1.88%)、メタノール (-1.87%)、暖房用オイル (-0.82%)、WTI原油 (-0.43%)、ブレント原油 (-0.36%)。
外為市場の動向:ポーランドズロチが0.50%下落
トップ下落通貨:ポーランドズロチ (-0.50%)、ブラジルレアル (-0.48%)、ユーロ (-0.45%)。
トップ上昇通貨:ニュージーランドドル (+0.47%)、オーストラリアドル (+0.45%)、スイスフラン (+0.36%)。
韓国生産者インフレ、8月に5ヶ月ぶりの低水準に
生産者価格指数(PPI):2024年8月、韓国の生産者インフレは前年同月比1.6%に低下(7月は2.6%)。3月以来の最低水準。
主な要因:製造業製品価格(1.2% vs 3%)とサービス価格(2.1% vs 2.3%)の上昇が緩やかに。一方、電力・水・ガスの価格は上昇(3.7% vs 2%)、農林水産物の価格は減少(-1.1% vs 0.7%)。
月次変化:生産者価格は前月比で0.1%減少(7月は0.3%増)。
ブラジルIbovespa、5日連続で下落
Ibovespa指数:ブラジルのIbovespaは0.4%下落し、130,568で取引を終了。投資家は最新のFocus Bulletinの予測や財政支出の懸念を評価。
経済見通し:Selic金利は2024年末に11.50%に達する見通し、インフレ期待も4.37%に若干上昇。GDP成長率は3.0%に上方修正。
個別銘柄:Banco Santander (-2.2%)、Eletrobras (-1%)、Rede D'Or São Luiz (-2.7%)、Banco Bradesco (-2.5%)などが下落。
カナダTSX指数、史上最高値を更新
S&P/TSXコンポジット指数:0.1%上昇し、23,895で取引を終了、史上最高値を更新。今週予定されている重要な経済データ発表に注目が集まる。
セクター別動向:エネルギーセクターが好調で、SuncorやImperial Oil、Canadian Naturalが上昇。一方で、TD銀行 (-1.4%)、Canadian Pacific Railway (-0.7%)などが下落。
米国株式市場、S&P 500とダウが新高値を更新
S&P 500:0.3%上昇、ダウ・ジョーンズも0.1%上昇し、新高値を更新。ナスダックも0.1%上昇。
市場の焦点:FRBによる50bpsの利下げを支持するコメントが相次ぎ、今後の追加利下げが示唆される。インテル (+3.4%)、テスラ (+4.9%)が上昇。
原油、需要懸念で下落
WTI原油先物:WTI原油は0.9%下落し、1バレル70.4ドルで取引終了。中国とヨーロッパの需要減速が市場に影響を与えた。
要因:ユーロ圏の製造業が予想外に悪化、中国からの燃料需要が低迷する中、投資家は中国政府の刺激策を待っている。また、メキシコ湾の熱帯性低気圧による供給リスクが懸念され、シェルは一部施設での生産を停止。
農産物市場の動向:コーヒーが4.31%上昇
トップ上昇銘柄:コーヒー (+4.31%)、トウモロコシ (+2.77%)、大豆 (+2.71%)。
トップ下落銘柄:オレンジジュース (-2.44%)、チーズ (-2.13%)、ゴム (-1.94%)。
金属商品市場の動向:鉄筋が2.19%下落
トップ下落銘柄:鉄筋 (-2.19%)、プラチナ (-1.90%)、銀 (-1.32%)。
トップ上昇銘柄:金 (+0.24%)。
エネルギー商品市場の動向:天然ガスが6.67%急騰
トップ上昇銘柄:天然ガス (+6.67%)、EUダッチTTF天然ガス (+4.56%)、UKポンド建て天然ガス (+4.32%)。
トップ下落銘柄:ガソリン (-2.41%)、メタノール (-1.79%)、暖房用オイル (-1.54%)、WTI原油 (-0.92%)、ブレント原油 (-0.87%)。
ブラジル10年債利回りが17ヶ月ぶりの高水準に
ブラジル10年債:ブラジルの10年債利回りは12.5%に上昇、2023年4月以来の高水準。
背景要因:政府が予算凍結額をR$15ビリオンからR$13.3ビリオンに減少させたことが投資家を失望させ、リスクプレミアムが上昇。
ブラジルレアル、2日連続で下落
ブラジルレアル:9月には1ドル5.55レアルに下落し、9月19日の1ヶ月ぶりの高値5.43レアルから後退。
要因:ブラジル政府の財政政策への懸念が影響し、投資家はリスク回避の姿勢を強めている。
ヨーロッパ株式市場、わずかに上昇して終了
主要指数:ユーロ圏Stoxx 50は0.2%上昇して4,882、汎欧州Stoxx 600は0.4%上昇して516で取引を終了。
市場の焦点:フランスとドイツの経済低迷がユーロ圏全体の成長に打撃を与える中、投資家は中国の刺激策に期待し、ラグジュアリー銘柄や自動車ブランドが上昇。
英国株式市場、後半に上昇して終了
FTSE 100:FTSE 100は8,260で取引を終了、鉱業セクターが牽引し、Endeavour Mining (+2.5%)、Antofagasta (+2.1%)が上昇。
個別銘柄:B&M European Value Retail (-2.6%)、DS Smith (-2.4%)、AstraZeneca (-1.7%)が下落。
IBEX 35が15年ぶりの高値を更新
IBEX 35指数:スペインのIBEX 35は0.4%上昇し、11,800で取引を終了。これは2009年12月以来の高水準。
要因:ユーロ圏のPMIデータが予想を下回る中でも、投資家は中央銀行の緩和策に注目し、スペイン市場は混合のパフォーマンスを示した。
個別銘柄:Inditex (+0.5%)、Iberdrola (+1.2%)、Ferrovial (+1.4%)、Cellnex (+1.6%)、Aena (+1%)が上昇。一方、Santander (-1.3%)、CaixaBank (-1%)、Grifols (-2.7%)が下落。
ドイツDAX指数、0.68%上昇
DAX指数:フランクフルトではDAXが127ポイント(0.68%)上昇。
トップ上昇銘柄:Zalando (+3.17%)、Siemens Energy (+2.88%)、RWE (+2.57%)。
トップ下落銘柄:Commerzbank (-5.68%)、BASF (-1.89%)、Merck (-1.33%)。
南アフリカ株式市場、史上最高値を記録
JSE指数:南アフリカのJSE指数は1.1%上昇し、84,778で取引を終了し、史上最高値を更新。
要因:FRBと南アフリカ準備銀行の利下げを受けたポジティブな市場感情。資源関連株(+2%)と金融株(+1.5%)が牽引。
フランスCAC 40、0.1%上昇
CAC 40指数:フランスのCAC 40は0.1%上昇し、7,508で取引を終了。
要因:ユーロ圏の民間部門活動の収縮により、ECBのさらなる緩和策への期待が高まる中、フランスの製造業PMIは20ヶ月連続の縮小を記録。
個別銘柄:Schneider Electric、Airbus、Air Liquide、Stellantisが1.5%から2%上昇。一方、BNPパリバは3.8%下落、Societe Generale (-3.3%)、Credit Agricole (-4.8%)も下落。
カナダドル、月間高値を更新
カナダドル:カナダドルは1ドル1.35カナダドルを超え、月間高値を更新。
要因:強い経済データと、原油価格の上昇に支えられ、カナダ銀行が予想されるほどハト派ではない姿勢を維持していることが通貨の強化を促進。
債券市場の動向
上昇銘柄:オーストラリア10年債 (+7.20bps)、ニュージーランド10年債 (+4.18bps)、カナダ10年債 (+4.10bps)。
下落銘柄:ポルトガル10年債 (-6.80bps)、ギリシャ10年債 (-6bps)、ドイツ10年債 (-5bps)。
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